有効活用できていない土地の上に「アパートでも建てようか」と考える方は少なくありません。収益性を求めて、あるいは資産形成のために…など、その目的はさまざまです。

ところで、アパート建築を考える理由で、意外と多いのが「相続税対策になるから」というもの。しかし、かたよった「相続税対策」に目を奪われたアパート建築には、思いもよらぬ落とし穴も。

今回は、アパート建築と相続について、お話しましょう。

【記事のインデックス】
相続税と相続税対策……1P目
アパート建築が相続税対策になる理由……2P目

相続税と相続税対策

相続税の評価の出し方は?
  相続税の評価の出し方は?
現在、相続税の対象となるのは100人に4人ほど。この数字、みなさんはどう思われますか? 多いでしょうか? それとも意外に少ないでしょうか?

相続税は、相続財産の総額が一定のラインを超えるとかかります。そこで、「相続税対策」として行われるシンプルな方法のひとつとして、
相続財産が
  • 一定のラインを超えないようにすること(相続税がかからないようにすること)
  • 一定のラインを超えるのであれば、その超過分をできるだけ少なくすること(かかる相続税を減らすこと)
といったことが行われます。つまり、できるだけ相続財産の総額を減らすことが行われるのです。

ところで、相続財産の総額はどのようにして出すのでしょうか。実は、相続財産の評価方法は、相続財産の種類によって決められています。いったいどのように行うのかを見てみましょう。

次ページでは、アパート建築が相続税対策になる理由について、ご紹介します。