住宅購入のお金/住宅ローン返済のコツ

繰上げ返済でコスト削減!繰上げ返済の法則

不景気で家計も厳しい中、コストを削減することを至上命題にしている人も少なくないでしょう。コストといえば、支払利息も立派なコスト。今回は、繰上げ返済の利息軽減効果に着目し、より効果の高い方法を探ります。

久谷 真理子

執筆者:久谷 真理子

住宅購入のお金入門ガイド

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不景気の折、家計の見直しでコスト削減を至上命題にしている人も少なくないでしょう。コストといえば、住宅ローンの支払利息もコスト。3,000万円を3%で35年借りた場合、支払利息は1,850万円にもなります!借りた3,000万円は返すのが当たり前だとしても、利息は少しでも削減したいですね。そこで今回は、繰上げ返済の利息軽減効果に着目します。

【記事のインデックス】
繰上げ返済するなら早い方がいい ……1P目
金利は高い方から繰上げ ……2P目

繰上げ返済するなら早い方がいい

繰上げ返済の時期を迷うこと、ありませんか?「そろそろ繰上げしようかな……」と考え、手元にあるお金とにらめっこしているうちに、1年近く経ってしまったという経験がある人もいるでしょう。しかし、これはとてももったいないことなのです。下記をご覧ください。

繰上げ返済の時期が1年遅くなるだけで、利息軽減効果にも10万円の差が。仮に10年後になって繰上げ返済を行うと、期間の短縮効果は1年6ヶ月。利息軽減効果は107万円になってしまいます。

「繰上げ返済をするなら早い方がいい」のです。

次ページで、金利差による効果の違いを見てみよう!
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