100円のペンが欲しいなら、レジで100円払えば、ペンはあなたのもの。それじゃあ3,000万円の家は? 3,000万円きっかり準備すれば、手に入るでしょうか?

答えはもちろん「ノー」。3,000万円のものを手に入れるのに、3,000万円では足りないなんて変な話ですが、家を手に入れるためには、家の価格だけ準備してもダメなのです。家を買うためには、それ以外に、いわゆる「諸費用」がかかります。

準備の仕方をおさえておきましょう。ポイントは2つです。

【記事のインデックス】
ポイント1.諸費用は1割を覚悟! ……1P目
ポイント2.「いついくら支払うか?」を把握する ……2P目

ポイント1.諸費用は1割を覚悟!

「諸費用」と聞くとプラスαの費用くらいに感じるものですが、家を手に入れる際の諸費用はそれでは済まされません。ポイントの1つ目は、諸費用をはじめから多めに見込んでおくこと。計画自体が漠然としている段階では家の価格の1割を覚悟するくらいがちょうどいいでしょう(実際には、新築マンションで物件価格の3~5%程度、中古マンションなどの流通モノであれば、それにプラス3%程度に落ち着くケースが多いでしょう)。



一般的な諸費用の中身としては、不動産売買契約書やローン契約書の印紙税、所有権の登記や抵当権の登記をするための費用、ローン事務手数料、ローン保証料、団体信用生命保険料、火災保険料、固定資産税等精算金、仲介手数料などが考えられます。計画が具体的になってきたら、これらひとつひとつをチェックして、「自分の場合はどの費用がかかりそうか?」を把握し、総額をつかんでおきましょう。

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