「よく分からない…」危ないかも!
自分がどこから、いくらの金利で借りているのか、全く分からないでは多重債務者になってしまう可能性大です。 |
1と3の層はお分かりでしょう。分かりにくいのは【2の層】の“銀行系消費者ローン”かもしれません。名のとおり、銀行がやっている消費者ローン商品ですが、消費者金融が一部業務提携している場合もあります。そのため、○○銀行グループの…と宣伝しており、アットローン、DCキャッシュワン、モビットなどがそれにあたります。
銀行内に消費者金融と契約ができる無人契約機が設置されていたりもします。銀行も消費者金融とタイアップする時代なのです。まして、保証も消費者金融がしていることもあり、回収(取立て)ノウハウもしっかり注入されています。銀行系だから…、などという甘い考えは通じないのです。低利で貸せるハズの銀行が、この有り様では落胆すら感じてしまいます。合わせて、金融機関は分かりやすい説明をしてほしいものですね。
「どの層から借りているのか?」という認識ありますか
金利の視点だけで、貸金業者等を区分けすると、どこかしっくり当てはまらないこともあります。ここは、中間的な存在だとか、金利の下限はこうだから等のご意見もあり、完全に区分けはできないことも確かです。しかし、なぜ別けるかというと、多少の分類違いは別としても、「ここに該当するのでは…」といった捉え方をしておくことが大切で、それは「こういったところからお金を借りている」という認識ができます。この認識が大切な第一歩だと思うからです。借金があっという間に膨れ上がってしまった人のお話をお聞きすると、多くの場合、金利は気にしていません。このラインを超えて借りると、返済がパンクするぞと自動的に誰かが教えてくれるわけもありません。そして行き着くところまでいってしまえば、超高金利なヤミ金融も合法業者にみえてしまうかもしれません。賢く借り入れと付き合っていくならば、金利が大きなポイントなのは間違いなく、後に返済に困るか困らないかの、始めの分かれ道ともいえます。こういった自己防衛力を、まずはつけていきましょう!
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