ポイントは「借り方・返し方」
借り方、返し方が過払いに影響する。 |
例えば、20数%の灰色金利の状況で、7年以上借りては返してを繰り返していたとしましょう。しかし、その利用期間には、ボーナスが入ったときに度々大きく返済したり、数回完済したり、当初しばらくの間は10万円以下の利用が続いていたとか、つい最近、借りる枠が増えて更に大きく借りたなどの状況のこともあります。そのような場合は減りが悪く、過払い金が生じていないケースも少ないのですがありえることです。
デメリットは個人信用情報!?
このように、単に利用期間での判断は付けづらいものですが、長期間、灰色金利で利用しているなら、過払い金があるかどうか検討すべき状況にあるといえます。しかし、「お金を取り戻そう!」という気持ちだけで実行を決断することは、現実問題、踏み切れない人もいるでしょう。過払い金を取り戻すとなると、個人信用情報に記録されることになります。俗に言う“ブラックリストに載る”というものです。ほとんどの人は、今後のお金に対する気の持ちようや在り方だけ注意すれば何てことはなく、デメリットとはいえないのですが、仕事上、やむを得ず整理は避けたいなどの事情がある人もいるようです。
まずはプロに相談!!
自分の場合、過払い金が戻る可能性があるのか? 戻るならどれくらいの金額が見込めるのか? 自分で出来るのか、法律家(弁護士もしくは司法書士)などのプロにお願いするのか? 自分にとってのデメリットはどこなのか? などの、あなたに対する個別アドバイスを受けることが大切です。一番危険なのは、ひとりで簡単に判断してしまうこととも言えるのです。この分野に長けた法律家や専門家に、相談してみることが先決で得策なのです。【関連リンク】