こんなにも違う。利息の負担
こんなに差があるのは見逃せない! |
●借入額80万円、金利28% 2回だけボーナスで多く返済する場合
この場合、最初の1年目に支払った利息額は112,190円となります。このペースで返済ができると、17回、1年半で支払いが終了します。しかも17回分の利息分は119,993円。返済総額は919,993円。
元利金等払いと、2回だけボーナス返済をする場合を比較すると、下の図のような差が出ます。
ボーナス2回分を返済に充てた場合は毎月定額をコツコツ支払っていった時に比べて、最初の1年目の利息だけで 102,841円、5年間の返済総額を比べると、574,422円も払う金額が少ないのです。少し贅沢に海外旅行などに行けてしまいそうですね。
少しだけでもOK!無理ない範囲でボーナス時の返済額を増やそう
ボーナスを使った返済が利息の面で大きく有利なのは分かっていただけたかと思います。ただ、250,000円もボーナスの月に返済に回せない、という人も実際多いでしょう。そういう場合には、もらったボーナスの一部分を返済に回してみるのもいいでしょう。先ほどの例と同じように、毎月の返済額は25,000円、ボーナスをある程度自由に使ったとして、返済に100,000円を回したとしてみましょう。
最初の1年目だけで41,134円利息分の支払いが少なくてすみますし、返済期間も約2年間短くなります。その分利息の総支払額も先ほどの毎月定額のコツコツ支払いに比べると、360,936円も少なくて済みます。
同じ様に返済をしていくのなら無理のない範囲でボーナス時の支払いを交えながら返済するほうが、利息の支払いの面も考えるとずっと有利です。少しでも利息で得をしながら返して行くのには、やっぱりボーナスを使っていくのが良いかもしれません。
ただし、いくら得するからといっても無理のある返済は家計の破綻につながりますからくれぐれも禁物です!
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