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画質の判断と店頭チェック方法

「画質がよい」といっても、画質の良し悪しは個人の主観ですから、なかなか共要素です。そこで、一般的にどのような映像を画質がよいといっているのかをまとめてみました。店頭でのチェック方法も合わせてどうぞ。

阿部 信行

執筆者:阿部 信行

デジタルビデオガイド

「画質がよい」ってどこを確認すればわかる?

「画質がよい」といっても、画質の良し悪しは個人の主観ですから、なかなか共有の難しい要素です。そこで、一般的にどのような映像を画質がよいといっているのか、その判断基準のようなものをまとめてみました。
近所の公園を撮った映像から切り出した写真
近所の公園を撮った映像から切り出した写真(画像をクリック)
  1. すっきりとした空の青さ。きれいに澄み渡った青い空。その青さがしっかりと再現されていますか? ビデオで撮ると透明感がなくなったりします。
  2. 白とびしていない。白い部分は光の量が多く、「白とび」といって階調のない白い状態になることがあります。白とびせず、細かな階調が再現されているかどうかを確認しましょう。
  3. 自然な色を再現。淡い色など再現が難しい色は、見た目と同じ自然な色で再現されていますか? 見た目と違った色で再現される「色とび」などがないか確認しましょう。
  4. きめ細やかさ。ハイビジョン映像の特徴は、葉や小枝など細かいものでも忠実にディテールを再現できるところにあります。たとえば髪の毛1本1本が再現されていますか?
  5. 影の部分の潰れ。影の部分は、どうしても潰れてしまいがちです。その影の部分が潰れず、細かい部分もきちんと再現されているかどうかを確認しましょう。

 

店頭でチェックするときのポイント

これらの要素を店頭で確認するのは難しいかも知れません。というのも、通常、ショップでのデモンストレーションでは録画した映像ではなく、画像処理された映像をダイレクトにモニターやテレビに出力しているからです。

できればメモリー等に店内の風景でもよいので録画させてもらい、ハイビジョンテレビで確認させてもらうとよいでしょう。 ショップによっては嫌がられるかも知れませんが、高い買い物をするのですから、その程度のチェックは要求してもよいと考えます。また、そうした要求にショップが対応してくれるかどうかも、ショップ選びの1つの判断基準といえるでしょう。

なお、ここでの判断用の解説が絶対というわけではありません。いってみれば、この解説も筆者の主観によってまとめたものです。ですので、見てきれいと感じられる映像はどのようなものなのか、それをを判断する一つの参考例として考えてください。
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