家計簿・家計管理/家計支出を削減するための節約テクニック

電気代は10年前の約半分!買うなら今? エアコン買い替えはお得?(2ページ目)

新機能や省エネ性能のエアコンの登場で、何年も使っているエアコンの買い替えを検討している家庭も多いでしょう。地球や人にやさしいエアコンは、家計にもやさしいエアコンになるのかシミュレーションしてみます。

山口 京子

山口 京子

家計簿・家計管理 ガイド

お金好きが高じてファイナンシャルプランナーの資格を取得。毎日着物生活。お茶の先生ではなく「お金」の先生、ファイナンシャルプランナー。テレビや全国の講演会で、お金の話をする日々。

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家計にやさしいエアコンはどっち?

家計にやさしいエアコン
地球と人にやさしいエアコンは家計にもやさしい?


安さvs省エネ+多機能
一般的に省エネ達成率が高く、多機能なエアコンほど本体価格は高くなります。何年使えば
電気代が本体価格との差額を埋めるか計算してみましょう。
【8~12畳タイプ】
*Aエアコン*
本体価格  92,000円
年間電気代 23,600円
省エネ達成率 100%

*Bエアコン*
本体価格  137,000円
年間電気代 19,700円
省エネ達成率 128%

エアコン代の差は4万5000円
電気代の差は3900円
電気代だけ考えると、11年以上使えばBエアコンの方が毎年3900円ずつお得になります。それ以外の機能に注目してみると、Aエアコンは従来からあるシンプルなタイプ。Bエアコンには除菌や自動のお掃除機能も付いています。

Aエアコンも省エネ達成率は100%ですから、倍の電力消費量がかかる古いエアコンに比べると、4年も使えば元がとれてしまいます。

今の古いエアコンの電気代を何とかしたいなら「安さ」で選び、しばらくは引越す予定もなく長くエアコンを使えるなら「省エネ+多機能」でエアコン+αの機能を満喫するのもいいかもしれません。


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