お年玉で困った事トップ3
暗黙の了解か、金額協定か、トラブルにならないためには事前調査と渡し方が肝心です。 |
・親戚間の金額協定がないので、金額設定をするのが大変。
・相手の家庭の相場が分からないので困る。
・親戚全体で子供が少なく、お正月に集まったときにしか渡せないので、この時とばかりに高額支給すると、子供の金銭感覚が麻痺してしまうといって、親から返金されたことがありました。
■第2位「妻と夫の実家の相場が違って驚いた」
・うちの実家とあまりにもかけ離れていてびっくりした。
・夫の母から幼稚園の甥に5000円出すように言われた。
・主人の家庭はうちの実家の1/3だった。
・ 母方(私)は、1人3000円。一人っ子でも、3人兄弟でも差をつけない。 父方(夫)は、1人1万円。すべて一人っ子で、離れているため2年に1回くらいしか会わないのでやたらと大判振る舞い。夫も義妹もケチなのに見栄っ張り。
■第3位「自分と相手の子供の数が違うので困った」
・うちは一人っ子、義妹のところは3人。義妹が両家同じくらいの出費になるよう気を遣って私が思うより高額なお年玉を用意している。気を遣わないよう直接話したこともあるが、義妹としてはそうもいかないみたい 。
・子供がいない我が家は、私の兄弟の子、いとこの子にもお年玉をあげます。これがかなりの出費です。
やはり金額で困る事が多いようですね。対策としては、事前に夫、妻の両親に相談する、親、祖父母世代の兄弟で話し合う、等が考えられます。話し合う事が出来ず、高額のお年玉をもらった場合は、改めて手紙を書くなどのお礼を考えた方がいいでしょう。
本来、お年玉にお返しは要らないとされています。DINKS、シングルの人から高額のお年玉をもらったら、相手とのつき合いの中でお礼ができればいいですね。
お年玉で気をつけている事トップ3
■第1位「親が見ている前で渡す」
・親の前で、あげてるよ~ってアピールするのだ!!
・その時にいない兄弟の分は、子供に渡さず親に渡す。
■第2位「ポチ袋に名前を書く」
・ポチ袋に名前の他にひとこと添える。
・自分の名前、相手の名前を書く。
・中身が違うので子供の名前を書く
■第3位「お礼を言わせる」
・お礼を言わないとお年玉を渡さない
・もらったら「ありがとうごさいます」と言わせる
1位は、「親の前で渡す」でしたが、「親のいない時に渡す」という人も。親がいると、いらないわよ~~となるのでめんどくさいそうです。
他には「人の前でぽち袋を開けないよう厳しく指導」「興味のあるもの、欲しいものの足しにするように話します」「4000円は渡さない、3000円+品物か図書券などの金券にする」「新札はもちろんだが硬貨を混ぜるときもピカピカなものを入れる」「手作りポチ袋で勝負する」「5円玉も入れる」などがありました。
もらったお年玉はどうしてる?
ほぼ全員の方がまずは「貯金、貯蓄」と答えています。やはり多いのは安心感からか「子ども名義で郵便貯金」。運用、投資という回答はありませんでした。金銭教育の必要性を感じてか、将来は子供に管理をさせるという意見も多く見られました。
・毎年全額、子ども名義の郵便貯金に預け入れている。ここ2、3年は子どもといっしょに行き、自分で入金票に記入させている。来年は本人が希望すれば一部を手元に残し、普段のおこづかい帳で自分で管理させてもいいと考えている。
・今のところ頂いたお金は子供名義で全額貯金。成長して管理できる様になれば、何に使う(貯金するか)か子供の意見を取り入れる予定。
・小学校中学年からは、自分で管理させようと思っています。
・子どもたち各自に管理させます。親戚回りをすると、とんでもない金額になるので(10万円以上)まずは、預金しています。
・子ども名義の通帳に貯金。上の子が幼稚園になってからは一部使わせて、残りを貯金しています。
お正月は「歳神様(としがみさま)」をお迎えする行事。御供えしたお餅のお下がりを、子供に分ける「御歳玉(おとしだま)」がお年玉の語源とも言われています。お下がりの玉は魂の意味もあり、子供に「新年を元気に過してね」という思いも込められていたのでしょうね。
そんな縁起物だからでしょうか、アンケートで相場の違いに戸惑う声は多くても「うちの子のもらったお年玉が少なすぎる」と怒っている人はいませんでした。それよりも「相手の家庭の相場と違う金額を渡してしまったらどうしよう」とみんな気にしているようです。
あげる側にとってはちょっと大変な行事ですが、子供の頃もらって嬉しかった気持ちを、上手に伝えていけたらいいですね。また、年の始まりでもあり、お年玉はお金について親子で話し合ういい機会です。ご家庭の家計の見直しと共に、子供のおこづかいや将来のお金についてもじっくり考えてみましょう。
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