1ヶ月の手取りは44万円。上手にやりくりして黒字家計です。 |
*鈴木家は、家計調査の最新情報をもとにガイドが作った架空の家庭です。実在する家庭ではありません。(平成18年、二人以上の勤労者世帯)
鈴木家のようす
■家族構成
父・・・鈴木はじめ、47歳、会社員
母・・・鈴木めぐみ、パート
子・・・鈴木あきら
お父さんは会社員で、お母さんは近所のお友達の店を時々手伝っています。子どもは、ひとり息子のあきら君がいます。
世帯収入はひと月52万円
2006年、鈴木家の1ヶ月の収入は52万円。お父さんの収入が43万円で、お母さんのパート収入が5万円です。あきら君も去年はアルバイト代が1万円ありました。その他、貯金の利息や株を売って儲けたお金、お見舞い金、保険の満期金などが3万円でした。
お父さんの収入は、ボーナスも含む年収を12で割った額なので、いつもの給料より10万円くらい多めになっています。世帯収入は52万円ですが、ここから税金や社会保険料が引かれるので、手取りの収入は44万円になります。
■収入
父・・ 43万円
母・・・5万円
子・・・1万円
その他・3万円
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合計 52万円
税金等▲8万円
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手取り 44万円
お母さんは、「お父さんの収入は前の年よりは少しだけ上がったけど、税金や社会保険料が増えたから結局手取りは変わらないわね。今出来る事は、節約!」と毎月思っています。
では、鈴木家ではこの44万円の可処分所得(自由に使えるお金)を、どんな風に使っているのでしょうか?家計簿を見てみましょう。
鈴木家の家計簿
鈴木家の家計簿1ヶ月分(円) |
お見事!12万円の黒字です。黒字になったのは、あまりお金を使わないように日頃から心がけていたからです。買い物はがまん、去年よりも4%くらい節約しました。
12万円をそのまま貯金にまわしているかというと、そうではありません。生命保険の保険料や、住宅ローンの返済があるので貯金は5万円です。それでも、手取りの11%貯金出来ているのでなかなか優秀です。
次のページでは、鈴木家の気になる貯蓄額をみてみましょう。