国の保証で選ぶなら
絶対減らしたくない!安心出来るところが一番!なら、1万円から買える個人向け国債があります。発行されるのは年に4回だけですが、ゆうちょ銀行でも、銀行でも、証券会社でも買えます。
ただ、2008年1月発売の個人向け国債の金利は、5年もので0.94%。前回秋の1.15%、その前夏の1.5%に比べると見劣りしたためか、2006年1月の発行以来、過去最低の販売額になりました。
それでも、普通預金の金利の4倍以上。新しく銀行口座を開設したり、どの銀行の金利が高いか調べるのは面倒!という人には向いています。次の発行は春なので、3月に募集が始まります。金利に注目したいですね。個人向け国債発行スケジュール
全世界に通じる普遍性で選ぶなら
全世界どこへお引っ越して、もいつでもお金に換えられるように、金をお年玉で買うという大胆なことを考えてみました。
2000年に「お母さんが貯金しておくね」という普通のお宅と「お母さんが金貨を買っておくね」というメルヘンチックなお宅があったとします。当時の普通預金の金利は0.05%。その後0.1%に一瞬上がったもののゼロ金利で0.001%時代が長く続きました。利息といってもほとんど付いていなかったと思います。
ところが金の価格は、この7年で2.6倍になりました。
金貨というととても高価なイメージがありますが、一番小さな1/10オンスの金貨は重さわずか3g程度で、お値段およそ1万2000円。1/4オンスの金貨は2万9000円程度なので、お年玉+αで買える範囲です。また、月々定額を積み立てて金を買うコースも、田中貴金属なら1000円からと3000円からの2つのプランがあります。
今後も2倍、3倍になるという保証はありません。また買った時より値段が下がることもあります。でも、ゲームソフトやおもちゃを飽きてから売る値段を考えると、値下がりのリスクも許容範囲かもしれません。金はドル建てで値段が決まるので、円高になった時に買うのもいいですね。
次のページは、お年玉を預けるまでにしておきたいことなどをご紹介します。