家計を見直そうと、家計簿をつけては何度も挫折。こんな経験はありませんか? 実は、家計簿を続けるには、越えなければいけない壁が8つもあったのです!
 

家計簿はとても、とても難しい!

「家庭のお金の流れを把握するのには、まず家計簿をつける事」どの雑誌や、新聞にも書いてあります。書店にはかわいい家計簿がいっぱい並び、簡単につけられそうな気がするのに、続かないのはどうしてでしょう?
 
家計簿 主婦

なぜ家計簿が続かないのでしょうか。家計簿を続けるために必要な8つの習慣についてお伝えします。


根気がないから⁉ いえいえ、そうではありません。あなたが悪いわけではなく、シンプルなとてもかわいい家計簿でも、続けるのはとても大変だからです。それはなぜかというと、今までやらなかったいくつものことを習慣化しなければ、家計簿は続かない仕組みになっているからです。

例えばその日あったことを日記に書くだけでも、習慣になっていない人にとっては大変です。それが家計簿の場合は「書く」という行動1つではなく、8つの行動を習慣化しなくてはいけないので、気軽に始めてみても挫折するのは当たり前なのです。

■ 家計簿を続けるために必要な習慣
1 家計簿をつける時間を作る
2 収入の把握(夫婦の収入、臨時収入のチェック)
3 支出の把握(レシート、メモ、銀行引き落とし、カード)
4 記帳
5 分析(集計、反省、使途不明金発見)
6 予算立て(来月の支出の予算、貯蓄の目標設定)
7 実行(節約、やりくり)
8 残高チェック

こんなにもやらなきゃいけないの? という疑問もわいてきますが、1つずつ見ていくとなるほど、家計簿を続ける行動そのものだということがお分かりいただけると思います。この8つの壁を越えれば、家計簿は続けられるのですが……。
 

8つの壁のどこで挫折した?

簡単な家計簿や家計簿ソフトはかわいいイラスト入りで、記入する費目も少なく、いかにも続けられそうに見えますが、最低でも1~3を続けなければ続けられません。ここで挫折した原因を振り返ってみましょう。

■ めんどうになった
■ レシートをなくした
■ 費目がわからなかった
■ つけていてもお金が貯まらなかった

よくある挫折の原因を並べてみました。思い当たる節はありますか? 時間が作れなくなったし、支出を整理出来なくて、記帳も貯まってくるとめんどう。分析も予算立ても、やりくりもなしでは、お金もたまらない! これでは、やっぱりイヤになりますよね。では、8つの壁を全て越えなければ、家計簿はつけられないのでしょうか?

完璧を目指すなら8つ。でも1つでもいいのです。
 

1つだけ家計簿

家計簿をつける目的は、お金をどこに使っているかを調べることです。あれこれ調べたい所ですが、これは先程も言ったようにとても大変。まずは気になっている費目を「1つだけ家計簿」としてやってみましょう。

欲を出して2つやろうとしないこと。1しかやってはいけません。でも1つだけしっかりやりましょう。1つ出来たら、次の月はもう1つ増やしてみてもいいですね。

■食費だけチャレンジ!
カレンダーや手帳に、食費をメモしておきます。レシートをとって置くと、あとで「記帳」「集計」という2つの壁が残ってしまうので、その日のうちにメモをするのがポイント。電車の移動中や、テレビコマーシャルなどのすき間時間に、スマホやお家の電卓で1週間分の小計を出しておくと後で集計が楽です。

■外食費でチャレンジ!
スマホのカレンダーや手帳にその場でメモ。ランチ代と夜の外食費をメモすると、自分がお給料をもらうために必要な経費としての外食費と、交際費としての外食費がどれくらいなのかを知る事もできます。家族で出かけたときの外食費は、レジャー費とセットにしてつけるとよいですね。

■被服費でチャレンジ!
毎日つける必要がないので、把握しやすい費目です。買った都度手帳に記入するか、クレジットカードで買う人は、明細書で毎月の合計を出してもいいですね。1シーズンにどれくらい買ったかを集計し、次のシーズンの予算立てをします。

■水道光熱費でチャレンジ!
一番簡単な費目です。ポストに入って来る明細や、毎月の銀行やクレジットカードの引き落とし金額を、手帳の白いページやメモ用紙、コピー用紙などに書き写します。1ページに年間の料金を書くと一目瞭然。書いた紙は、通帳などに挟んでおくとなくしません。
 

1か月だけ家計簿

家計簿を続けるのはとてもとても大変です。でも、1か月の生活費を把握するのはマネープランを立てるのにとても大切なこと。ならば、1か月だけつけてみましょう。

■「1か月だけ家計簿」はとても簡単
毎日、記帳をする必要はありません。用意する物は、通帳と紙と鉛筆、封筒です。
 
  1. 固定費(家賃、ローン返済、保険料、教育費など)を記入します。
  2. 通帳、クレジットカードの明細から「水道光熱費」「被服費」「通信費」などを調べて記入します。
  3. それ以外の費目の封筒を作ります。レシートをもらった物はその中へ。もらわない物は、封筒にメモします。日付はいりません。忘れたらだいたいの金額を書いておきましょう。月末に集計して記入すればできあがり。

1と2は書き写すだけなので簡単です。ちょっと大変なのは、レシートをとっておく習慣がないとなくしてしまう事と、レシートがないものはメモをする事です。家族全員の支出を把握するのが難しければ、「パパこづかい」「○子こづかい」として費目を作ります。

いかがでしたか? 「1つだけ家計簿」も「1か月家計簿」も、やってみるとどれくらいお金を使っているか分かり、大きな収穫になります。1つ出来ると「次はレジャー費をやってみよう」「次は袋分けで食費をやりくりしてみようかな」と、できるようになります。家計のムダを見直したら、次は貯める番ですね。

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