FXでドルを買うとお金を払う？
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| 口座開設者が増えているFXですが、取引は慎重に。 |
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ところが、金融不安で、FX市場の風向きが大きく変わりました。低金利の円と高金利の外貨の金利差を毎日受け取れる、スワップポイントが以前よりも減ってしまったのです。
特に円を売ってドルを買う、いわゆるドル／円の取引は、以前は毎日スワップポイントが受け取れていたのに、０円もしくはスワップを払わなくてはいけない会社も出て来ています。
今までは、レバレッジ1倍ならおよそ100万円で年間4万円前後スワップが受け取れていたので、とてもお得だったのですが、今のスワップは1日で3円からマイナス10円（会社によって違います）。このままのスワップが続くとは限りませんが、外貨預金代わりにFXでコツコツ貯めていた人は要注意です。
じゃあ、外貨はやめた方がいいの？
ここまでの話で大事なお金を外貨に替えるより、そのまま円の定期預金にしよう！と考えた人も多いはずです。だっていつ円安になるか分からないし、さらに円高になるかもしれません。
一時的な相場の動きでドキドキしてしまうなら、そのお金は円でコツコツ増やした方がいいでしょう。でも、長い目でみると円高がお金を増やすチャンスである事には違いないのです。
ここで、是非覚えておいていただきたいのが、ドキドキしない額で外貨預金を始めることが大切です。例えば10万円の予算なら、10万円を一度に外貨に替えてはいけません。だって、1か月後に10円下がったら（円高になったら）「あ～」と思うでしょう？
そこで、資金があったら買えますよね。チャンスはいつ来るかプロにも分からないので、何度かに分けて買う。そして、買った時にいつまで持っておくか、いくらになったら売るか、出口戦略も決めておくといいですね。
いかがでしたか？今回は外貨の中でも代表的なドルのお話でした。その他の通貨や、具体的に外貨預金を始めたい人は関連リンクをご覧下さい。次回は、外貨預金の続編です。とても大切な、損益分岐点（外貨がいくらになったら損をするか得をするかの分岐点）のお話です。
外貨預金、いくらになったら損をする？
＊記事本文は、紹介した金融商品を勧めるものではありません。金融商品については、必ずご自身で確認の上、預入、購入の判断はご自身でなさって下さい。
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