その2:株を買わないことの選択
株価は日々、高くなったり、安くなったりを繰り返しています。株価が上昇すれば今が安い時かもしれませんが、株価が株価が下落すれば今が高い時かもしれません。株価は、高い時があってもいずれ安くなるのです。それが株価なのです。
株を買ってもいないのに、儲け損ねたと悔しがること事態が欲に負けている証拠 |
私たちは、株を買ってもいないのに、得られたであろう儲けのこと考え、後悔する欲を持ち合わせています。そして、株を買わずに損をしなかったことはすぐに忘れてしまいます。株を買わなければ、儲かることもありませんが、損をすることもありません。自分の判断に自信が持てない時は、株を買わないという選択肢も必要なのではないでしょうか?
その3:株価と経済を照らし合わせる
そして、「株を買う、買わない」という判断に自信を持つためには、株価と経済を照らし合わせることが重要です。この株価水準は、経済実態よりも安いのか、それとも高いのかを考えるのです。具体的には、「日本経済の実態に対して、1万4000円台の株式市場は安いかな?それとも高いかな?」「日本経済の実態に対して、1万7000円台の株式市場は安いかな?それとも高いかな?」という風にです。
株価水準と経済実態の照らし合わせる方法について知りたい人は、「株はこれから上がるの?それとも下がるの?」をどうぞ。
株価は、「上昇したら下落する」というサイクルで動いていて、常に上昇・下落し続けることはありません。天井があれば底もあり、「ようやく買ってみたその時が天井だった」ということもあるのです。
「あの時買えばこれだけ儲かったのに」というのはあくまで仮定。投資に「たら、れば」はありません。まずは自分の投資スタイルを作り上げて、自分の判断に自信を持って投資できるようになることが大切だと思います。
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