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金利上昇で、貯蓄・投資環境はどう変わる!?(3ページ目)

日銀が2月21日、金利の引き上げを行いました。金利上昇傾向がますます鮮明になった現状、貯蓄・投資環境は今後、どのように変化していくのかを考えてみました。

横山 利香

執筆者:横山 利香

投資をはじめてみようガイド

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不動産投資や住宅ローンはどうなる!?


住宅ローンや不動産投資でローンを抱えている人の多くは、今回の金利上昇で、再び金利上昇するのはいつなのか、そして、どの程度まで金利が上昇するのか気になっているのではないでしょうか?
ローン金利の上昇しても、あなたの家計は大丈夫?

一般的に、住宅ローンで自宅を購入する人は、長期でローンを組む人が多いといえます。そのため、長期でローンを組む予定の人は、長期金利の指標である「新発10年利付国債利回り」をチェックするのがよいと思います。推移を確認すると、長期金利は景気回復を織り込み、数年前から長期金利が上昇しているのがわかると思います。

●参考:「日本相互証券の長期国債利回り推移(過去10年)」

ローン金利についても、長期間の固定よりも短期間の固定の方が金利が低く設定されているのが一般的です。変動金利などを選んだ場合には、短期金利の指標となる短期プライムレートの影響を強く受けることになります。ローン金利が何に連動して金利が決まるのかを確認すれば、指標を把握できます。

個人的には、自宅の購入であれ、不動産投資であれ、金利上昇による金利負担は大きなダメージだと思っています。地価が上昇傾向にあるとは言っても、自宅であれば売るわけではないため関係ありません。不動産投資であれば、価格が高くなれば利回りの低下につながりますから、場所によっては売りにくくなる可能性もあるかもしれません。やはり金利がいくら上昇しても、キャッシュフローが手元に残せることが大事なのだと思います。

【関連リンク】
・量的緩和の解除について知りたい人は、「量的緩和解除!金利上昇にはこの金融商品で」
・ゼロ金利政策について知りたい人は、「ゼロ金利解除!貯蓄や投資は今後どうなる?」
・株式市場の行方について知りたい人は、「大予測!2007年の株式市場はこう動く!」
・自分にぴったりの金融商品を知りたい人は、「あなたにピッタリの金融商品をチャート診断」
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