鉄則4:投資資金の管理を徹底する
資金の管理を行わないと、気づいたら資金がないことにもなりかねない! |
投資を始めて間もない頃は、損失のことを考えてできるだけ少額(ローリスク)で取引を行うものです。しかし、儲けを得るようになると次第に損失のことを忘れ、高額(ハイリスク)の取引になっていきます。儲かっている時は大きく儲かるからいいのですが、相場が変動して損失が発生すると、損失も大きなものになります。
損失が発生した時に右往左往するのであれば、許容できないほどのリスクを取っていることに他なりません。許容できるリスクの範囲内、つまり一度に全ての資金を使わない投資を心がければ、投資資金にはまだ余裕が生じます。
損失を抱えた時にまだ投資資金が残っていれば、たとえば中長期での投資スタイルであれば、残っている資金を使ってナンピンを行うことができます。時間と資金を分散することで、当初は損失だったものを結果得的には儲けにつなげることができるかもしれません。不足の事態が発生した時に対処するためにも、資金の管理がとても重要だということを肝に銘じておくことが大切です。
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