鉄則2:レバレッジを小さくおさえる
FXでは、10万円の手持ち資金があれば、たとえば100万円まで取引することが可能です。このように少ない資金でたくさんの資金を取引できることを、てこの原理からレバレッジ効果があると言います。
レバレッジを大きくすれば、儲けも損失も大きくなる! |
レバレッジを大きくすれば、それだけ効率よく儲けることができます。たとえば、100万円を取引するために証拠金が10万円なら、レバレッジは10倍になります。しかし、証拠金が100万円なら、レバレッジは1倍です。もし取引した100万円が110万円になったら、証拠金10万円に対して10万円、証拠金100万円に対して10万円の儲けです。どちらが効率よく儲けているのかと言うと、証拠金10万円です。
しかし、場合によっては、100万円が90万円になってしまうこともあります。この場合には、証拠金10万円に対して10万円、証拠金100万円に対して10万円の損失です。証拠金100万円のうちの10万円に対して、証拠金10万円すべてを失ってしまうのはハイリスクと言わざるを得ません。
レバレッジを大きくすればするほど、取引金額を大きくでき、儲ける金額も大きくすることができます。反面、損失の金額も大きくなってしまいます。損失をいつ被るのかわかりませんので、最初はできるだけ低いレバレッジで取引した方が賢明でしょう。
次のページでは、鉄則3:金利収入にこだわらないについてみていきましょう。