米国に端を発したサブプライムローン問題の影響を受け、「世界経済が低迷するのでは?」という憶測から世界の株式市場が暴落。そして、為替市場も大きく変動しました。
世界経済の低迷懸念から、為替市場も大きく変動した!

ドル円相場は、2008年3月に続いて再び100円を割り込み、現在は90円台で推移。また、7月には170円前後だったユーロ円相場は急伸し一時120円を割り込んだ後、120円台で推移しています。

あっという間に円高になった為替相場を見て、「海外旅行に行こう」と考える人もいれば、「投資チャンスが到来!いつが買い時?」と考えている人もいることでしょう。

過去と比べて底と考えるのは禁物


株式市場には投資した企業の破綻という事態があります。為替市場にはそのようなことは起こりませんが、それでも購入時より円高に動けば損失が発生します。「企業倒産がないから為替は安心」というのは過信でしかありません。

たとえば、ドル円相場は1年前には115円前後だったわけですから、90円台とう数値を見ればお買い得に見えるかもしれません。しかし、この先80円台にまで円高が進行する可能性がまったくないとは、誰も言い切れないのです。

「長期で持てばいずれプラスになるでしょう」などとコメントする人も中にはいますが、その人は損失を穴埋めしてくれるわけではありません。1年前から見ると割安(円高)と、安易に考えることは止めるべきでしょう。

では、どのような方法で買い時を考えればよいのでしょうか?次のページで考えてみることにしましょう。