安全安心を優先する場合
「損をしなくて安心」という視点で考えると、銀行の定期預金や、両方で取り扱っている個人向け国債が挙げられます。ただし、低金利の現状、お金を増やすという視点で考えると、今一歩と言えるかもしれません。
お金をどれだけ大きく育てるかは、あなたの商品選びにかかっている! |
ちなみに、銀行と証券会社で取り扱っている個人向け国債ですが、銀行では口座管理手数料がかかる場合がありますが、証券会社ではかかりません。同じ商品でもコストに差が生じることがありますので、必ず確認しましょう。
外国通貨に投資する場合
一方、その他の商品は、「損をするかもしれない」という不安はつきまといますが、お金を増やせる可能性があると言えるでしょう。
外国通貨に投資する外貨預金と同じ商品としては、ネット銀行や証券会社で取り扱っている外貨MMFやFX(外国為替証拠金取引)が挙げられます。コストとリスクの視点で考えると、次のようになるでしょう。
●コストの高さでは、高い 外貨預金<外貨MMF<FX 低い
●リスクの高さでは、高い FX<外貨預金=外貨MMF 低い
商品それぞれに一長一短がありますので、内容をよく吟味した上で選ぶことが大事になってくるでしょう。
次のページでは、株や投資信託について考えてみます。