ヒント2:手数料の金額が高いか安いか?
株式投資などでは、株を売買する際には通常、売買委託手数料がかかります。そして、株を保有するために口座管理料がかかります。
手数料について詳しく知りたい方は、手数料で証券会社選び!手数料の種類と見方を参考にしてください。
先ほどネット証券には、店舗でのサービスを受けられないと解説しました。しかし、店舗がないということは、店舗の維持費や人件費がかからないということ。そのメリットを活かして、各種手数料を従来型証券よりも安く設定しています。
儲けを増やすか減らすかは、手数料金額の差にかかっている! |
一般的に、ネット証券が数百円程度、従来型証券は千円以上というのが目安です。手数料が安ければそれだけ儲けが多くなりますので、投資家としては安いに越したことはないと言えます。
ちなみに、従来型証券でもインターネットサービスを取り扱っています。この場合には、ネット証券ほど手数料は安くない代わりに、店舗でのサービスを受けられるという特徴があります。
ヒント3:投資商品、機能は充実しているか?
株であればどの証券会社でも取り扱っています。しかし、外国債券や新興国ファンドとなると、どの証券会社でも取り扱っているわけではありません。
一般的に、従来型証券では投資商品の豊富さをウリにしています。一方、ネット証券では、手数料を安くするために商品を限定するなどして、独自色を打ち出しています。
ですから、投資先がまだ決まっていない場合には、事前に取扱商品を確認しておくことが必要でしょう。
また、たとえばリアルタイム株価や株価チャートなど、インターネットで利用できる機能は、ネット証券の生命線とも言えます。そのため、高機能な機能を利用したい場合には、ネット証券が良いかもしれません。
ただし、高機能になれば操作も難しくなりますし、金額もかかります。最初は、最低限のものからでもいいかもしれません。
最後に、投資は一回取引したら終わりではありません。長く利用していくためにも、魅力が異なる複数の証券会社に口座開設すると便利に使えるかもしれません。