資産をさらに細分化する
次にやることは、資産をさらに細かく分類します。具体的には、次の4つに分けると良いでしょう。
●手順3:当面の生活費(失業保険などを考慮して約3か月分)
●手順4:不測の事態に備えた予備のお金
●手順5:教育費など使い道が決まっているお金
●手順6:余裕資金
達成できそうな目標金額を設定することも、モチベーション維持のためには大事! |
6番目の余裕資金が投資金額になりますが、注意してほしいことがあります。それは、余裕資金の全額を使わないということです。投資で損をした時に備えて、最初は余裕資金の半分のお金から始めて、不測の事態に備えた方がよいでしょう。
●手順7:投資金額=余裕資金×1/2
達成可能な目標設定を行う
次に目標金額の決め方ですが、何か目的があって投資を始める場合にはその金額でよいでしょう。たとえば、家族旅行のための費用30万円という風にです。
もし目的がない場合には、まずは現実可能な金額から設定すると良いでしょう。目標は高い方がいいとは言いますが、あまり高すぎると目標達成までに時間がかかってしまい、モチベーションの維持が難しくなります。
投資に限らず何事でも、達成感を味わうことが次なる一歩につながります。ですから、まずは1年後に実現できそうな目標金額にすることをおススメします。
たとえば、50万円を20%増の60万円に1年間で増やすという風にです。1年間で10万円なら1ヶ月約1万円ですから、実現可能な感じですよね。
とにかく投資に損失はつきものですから、当面の生活に支障をきたさない金額から投資を始めましょう。そして投資が楽しくなるように、目標まずは達成しやすい目標金額から始めると良いと思います。
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