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20周年を迎えた≪たすけあい≫の特徴と今後の展開 CO・OP共済《たすけあい》(2ページ目)

日本経済がバブルで浮かれていた時期、「掛け捨て商品はもったいない」と相手にされず、しかしながら、根気強く共済のアピールを続けてこられたという20年と今後の活動を紹介。

執筆者:陣内 恭子

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CO・OP共済のメイン商品《たすけあい》

メインの商品《たすけあい》は1984年にスタートし、今年で20周年。

20年の間に生協の共済は大きく伸展し、《たすけあい》の加入者数は、1994年で100万人、1997年で200万人、2000年で300万人と増え続け、2003年には400万人を超える加入者数です。

ささやかな見舞金制度からのスタートが、徐々に改定を重ね、現在では医療保障を中心にニーズに合わせて選択できるコースが揃い、2000年には、定期生命共済の《あいぷらす》も登場。ある程度大きな死亡保障も含めて選択できるようになっています。

生協組合員の大部分が女性であり、子どもの誕生をきっかけに生協に入るケースも多いため、近年では「女性」と「子ども」の保障に注力しているとのことで、それが今年度9月の改定にも現れています。

●《たすけあい》の5つのプラン

「女性コース」「ジュニア18コース」「医療コース」「一般コース」「高齢者向け制度」が用意されています。
加入できる年齢はコースによって異なり、基本的には0歳~満64歳。満65歳の満期後は、健康状態に関わらず、満70歳まで保障が続くコース(「シルバー70コース」)か、満80歳まで保障が続くコース(「《あいぷらす》ゴールド80」)に継続可能。

2004年9月からの制度改定では、主に「ジュニア18コース」の保障内容が改善されます。

●「ジュニア18コース」
・病気入院1泊2日保障の実現…子どもに多い短期入院に対応
・入院の支払限度日数の延長…1回の入院につき180日分を360日分に延長
・入院日額10,000円の「J2,000円コース」の新設

新設のコースを除き、すべて掛金を変えずに改善され、すでに加入のケースでも、9月以降は自動的に改定内容が適用されます。

CO・OP共済

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