保険は商品ではなくあくまで「契約」
保険契約とは、相手=保険会社と取り交わす約束の事です。 |
こうした過ちを犯さないようにするには、保険が保険会社の販売する商品と捉えるより保険を保険会社との「契約」を交わすという考え方を持つことです。これは加入する時にもとても大切なポイントです。契約とは相手と取り交わす約束事です。守ってもらいたいという要望があるから約束してもらうのです。
たとえば生命保険の契約で守ってもらいたいことを考えてみてください。
われわれ契約者サイドの要望は
1.私が死んだら1,000万円払うと約束してください。
2.私が障害をもったら1000万円払うと約束してください。
3.もし生き抜いた場合はお金は要らないので保険料を安くしてください
4.私が死んだらお金は息子に渡してください。
といった感じです。このような要求を保険会社に出すのです。そうすると保険会社は交換条件を出してきます。
「わかりました、それではそのお約束を守るのに500万円支払ってください」
「支払い方法は月割り、年割り、一括払いの中から選んでください」
という形で契約が成立すれば、保険に入ったことになるわけです。
すなわち、保険の契約をするということは、まず保険会社にこちらの要求を明確に伝えなければいけないことがお分かりになるでしょうか?もちろん、その前に自らの要求を明確にしなければいけませんが・・・
あまりにも高い契約金(総支払い保険料)
簡単にまとめてしてしまいましたが、これが本来の保険の「契約」です。こうした個別の契約は他の人にも当てはまるでしょうか?確かに同じ国の同世代で収入も家族構成も近ければ要求も近いものがあるかもしれません。でもやはり
全て同じということはないとは思いませんか。このような契約を他人の中身を持ってきて丸々同じでというのも、金額が小さければ良いですが、住宅に次ぐ支払い金額ということを考えると、ちょっと考えてしまうのは私だけでしょうか?
結論として、誰かに保険を勧めるのであれば、より希望通りで有利な契約を結べそうな、保険会社や、契約をする際にばっちりサポートしてくれる営業員や代理店やFPを紹介するのであれば喜ばれるのではないでしょうか?