生命保険の見直し/ライフスタイル別 生命保険見直し事例

シングルの保険見直しの落とし穴

「独身は生命保険よりも医療の保障に重点をおきましょう」独身の方の間にはこんな常識をもっている人が多いのではないでしょうか? 果たして本当に、独身は死亡保障より、医療の保障が必要なのでしょうか?

長島 良介

執筆者:長島 良介

生命保険ガイド

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医療保険しか入っていないけど……
「独身は生命保険よりも医療の保障に重点をおきましょう!」、独身の方の間にはこんな常識をもっている人が多いのではないでしょうか?

果たして本当に、独身は死亡保障より、医療の保障が必要なのでしょうか?

亡くなっても本当にお金は要らない?

「独身だから死んでも誰も困らないし、迷惑はかけない。それよりもまだ若いから入院は怖いよね」こんな風に考えるのが常識でしょう。しかし、本当にそうなのでしょうか?

死んでも誰も困らない?

もちろん、身内と呼べる人がいなければ、誰も困らないのは事実です。お金が無くても良いかもしれません。しかし、一人でも自分を弔ってくれる親族の方がいた場合を考えてみてください。葬儀、お墓、入院後亡くなったのであれば、そこにかかる治療費などが掛かってきます。

短期入院はお金もかからない

入院といっても、様々です。1泊2日や日帰り入院を保障する保険が多いですが、1泊2日の入院のお金が払えない人は少ないでしょう。ちょっと近場の温泉にでもいけるようなお金で済んでしまいます。短期の入院はそれだけ、病気が軽く済んだわけですから、退院ごも完全に元気になるのに時間は余りかかりません。短期の入院は費用も少なくてすみますし、販売されているからといって必要も無い保険に頼るのもかなり贅沢な話ではないでしょうか?

長期の入院は退院後も大変

では長期入院はどうでしょう? 入院が長期にわたる場合は、やはり病状が思わしくないか治療に時間を要するかなり症状の重い病気であることは想像の粋をでません。短期の入院に比べ個室の必要もあるかもしれません。個室といえば差額ベッドです。長期の入院は、日程が長いだけではなく短期入院ですむ病気に比べこうした点でも大きな費用がかかってくる可能性が高いのです。そして退院後も介護の状態が続くかもしれません。病気になるのは、当然独身、既婚は関係ありません。かかる医療費や、その他付随発生する諸費用も同じでしょう。

よく、「自分は絶対に病気にならない」とい自信満々でいう人がいますが、将来病気になるかどうかは、誰にも分からないのです。
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