不公平はあってはいけない
もし、あなたが事務職で保険料を1万円払っていたとしましょう。あなたの友人に建設現場の職人さんも同じように1万円で同じ保険に入っています。しかし、職人さんのほうは毎月のように怪我をして保険金を受け取っています。しかしあなたは事務職だし怪我とは縁遠い生活をしているので、保険金を受け取ることはありません。あなたは、何かおかしいと思いませんか?
同じ保険料なのに、あいつは支払っている保険料以上に保険金を受け取っている気がする。かたや自分はただ払うだけ。毎年12万円が掛け捨てになっています。これは不公平以外の何者でもありません。
同様に、病気も同じです。毎日酒を飲んで、食べてばかりいて、全く健康に気を使わないで、過去に何度も内臓疾患で入院している人。かたや健康に留意して健康診断をうけ、結果も良好。過去に病気などしたことがない。こんな人はやはり殆ど病気もなく入院なんてもってのほか。そして、暴飲暴食を繰り返す彼は何度も入院して保険金を請求。
この二人が同じ保険料だったら、健康に気をつけている人が馬鹿を見るだけです。こんな保険に入る人はいないでしょう。
どうみたって不公平です。だから健康状態に問題を抱えているかどうかを確認しなくてはいけない。そのために告知があるのです。
保険金額が高額になる場合は、医師の審査や人間ドッグの結果などを参考にする場合がありますが、どの場合も必ず告知、すなわち、自分の過去の病歴や現在の健康状態について質問に答えなくてはいけません。
告知義務違反
告知について、理解できたでしょうか? では、告知で自分の健康状態や、過去の病歴を偽って答える。これを告知義務違反といいます。告知義務違反を犯す。そこにはこの保険で保険金を受け取りたい、備えたいという背景が必ずあります。しかし、本来は正直に自分の病歴や健康状態について答えなければいけません。すべては自分に返ってくるのです。
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