生命保険/生命保険アーカイブ

今とは違う30年後の世界(3ページ目)

子どもは社会に送り出した。さあこれから、妻と一緒にゆとりある暮らしを。そんな矢先に夫が先立ってしまったら。遺された妻の生活は?現在とは違う30年後を考えて見ましょう

長島 良介

執筆者:長島 良介

生命保険ガイド

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終身保険か貯蓄か

簡単に言えば、老後には相当お金がかかり、妻一人を残して先立ってしまっては遺された妻の生活もかなり厳しいと考えざるを得ません。そこで、その資金準備を現在から考えた場合、現預金または、運用商品を利用し資産をつくるか、もしくは終身保険や長期平準定期保険をつかって、死亡保障と資金作りを兼ねて保険で準備するという二通りになってきます。

生命保険で転換を経験した人は要注意

もし、後者、保険を使って準備しようと考えている方は特に注意が必要です。多く相談者の話を伺っていると、多くの人が終身保険のような貯蓄性の高い保険と掛け捨ての保険が区別できていません。現在国内生保は、アカウント型という、見かけ上は掛け捨てには見えませんが実態は保険料を抑えるため貯蓄性の部分はなく、ほぼ定期保険という内容の保険に加入しています。この保険は当然、若いうちだけの保険です。今回話している、妻の老後を考えた保険にはなりえません。

年を取ってからでは遅い?!

繰り返しますが保険を使おうが預金しようが、年を取ってからでは間に合いません。終身保険などの超長期の保険に加入しようとした場合、若いうちならまだしも、50代60代になってからではとても支払える保険料ではありません。健康状態も不安です。30代から考えなければ月々の負担が大きくなってしまいます。これは預金を考えた場合も同じです。一気に多くのお金を貯めるのは宝くじにたよるしかありません。

団塊世代と30年後に定年を迎える世代では確実に自己資金の重さが違います。生命保険見直しの際、是非考えてみてください。


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