紛らわしい保険
預金にしても、株式投資や、投資信託、その他金融商品にお金を投入すると、誰もが支払ったお金に対し、いくら戻ってくるのかということを基準に商品を選ぶはずです。保険も例外ではありません。支払った保険料の総額が、預けたお金であり、祝い金や満期金、解約時の払戻金が実際に手にするお金となります。この点だけ理解していれば、お金を貯める為の手段として、保険が他の方法にくらべて、損か得かは小学生でもわかるはずです。お祝い金付の保険のメリット
これは保険だけに限ったことではありませんが、保険は保険料を月払いもしくは年払いで銀行から引き落とされる契約がほとんどです。これは、よほど家計に困らない限り預貯金より、心理的に貯蓄の取り崩し(解約)に至るケースが少ないと思われます。保険でお金を貯めている人にとってはお金がたまっているという実感が薄いのではないでしょうか。このことはすぐ預金を取り崩してしまったり、なかなか、お金がたまらない人が強制的にお金を貯めるには良い側面といえます。ひとつ忘れてはいけないのは、保険ですから保障というおまけもくっついてくることです。
お祝い金付の保険のデメリット
保険は長期にわたり、固定してしまうので途中で断念するようなことがあれば、契約内容によりますが、大きなペナルティとなります(元本割れしてしまいます)。どうしても貯めなきゃいけないお金や、満期まで払い続ける覚悟がなければ、保険を使った貯蓄はおすすめできません。損か得かを決めるのはあなたです
保険は決して難しくありません。一部のファイナンシャルプランナーやお金の専門家を名乗る人が、雑誌やテレビなどで保険でお金を貯めることを頭から否定しているところを見かけますが、決してこうした話を鵜呑みにしてはいけません。少し保険に詳しくなると切って捨てるように、特定の商品や特定の種類の良し悪しを語るのは間違っています。保険は目に見えるものではなく、まさかのときの備えなのです。どう備えるかは人それぞれ。その専門家の好みで情報に色をつけてしまっては、保険の素人は本当の色を見逃してしまいます。
保険についてはお得とか、損とか良いとか悪いとかといった主観ではなく、客観的なデータや保障内容を見て、加入者が決めるべきです。
「えっ、それがわからないから専門家がいるんだろう!」、そんな声が聞こえてきそうですが、専門家は客観的なデータがどのような数字なのか、どのような内容なのかを丁寧に伝えるだけで、十分に素人の人でも判断できるはずです。
保障というおまけのついた保険を使った貯蓄が損なのか、得なのかはあなたが決めることです。客観的に評価はできないのです。それを今回の記事で理解していただければ幸いです。
世の中には損な保険も得な保険もないのです。あるのは、あなたにとって必要な保険か不要な保険かということです。
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