生命保険/生命保険アーカイブ

「中立」にご用心(3ページ目)

「中立な立場でご保険の相談にのります」という宣伝文句をよく耳にします。中立な立場とは何を意味するのでしょうか?われわれ消費者にとってメリットは有るのでしょうか?

長島 良介

執筆者:長島 良介

生命保険ガイド

  • Comment Page Icon

本当に必要なのはお客様本位という「心」

いろいろと、書きましたが、結局本当に必要なのは、お客さん本位であるということです。これはどんな立場でも全うすることができます。保険会社の社員の人がどんなにノルマを課せられても、お客さんに必要がない、お客さんの役に立たない保険は売らない。

代理店ができるだけ多くの保険会社の商品を揃え、一番安く、保険会社が健全経営で、そして必要な保障を提供するようにする。どこにも売り手本位という心はなく、全てはお客様のため。お客さんが喜んでくれるサービスを提供するためであればよいのではないでしょうか。

これはメーカーである保険会社とも友好な関係を保ちながらお客本位に徹するという販売やお客さんの相談相手として唯一の理想的なスタイルです。

中立、中立と立場は中立でも、肝心の情報が不足していたら・・・。結局、どんな立場で仕事をしているかではなく、どんな心、気持ちで仕事をしているかが全てなのです。保険に限らず、どんな仕事でもそうだと思います。賢明な読者の皆さんなら理解していただけるはずです。

※ちなみに、決して保険会社に所属しない方、代理店にならずに保険相談を受けている方を否定しているのではありません。保険の相談を受けるときに必要なのはメーカーである保険会社からの情報を得られるパイプを持っていることが大きなウェイトを占めるということをお伝えしたかっただけです。
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2024/11/30まで)を実施中です!

※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます