相続・相続税/相続・相続税関連情報

海外送金と相続税の税務調査(2ページ目)

金融のグローバル化で資産の国外移転が注目されています。通常、海外にある財産も相続税の課税対象になります。では、税務署はどのように把握しているのでしょうか?調査の実態を確認していきましょう。

執筆者:天野 隆

  • Comment Page Icon

相続税の税務調査ではここを見られる!

打合せ
 
相続税の専門家は、確定申告書等を見ると、相続税の申告をした預貯金残高が、税務調査で問題になるかどうかの見当がつきます。税務署は何を気にするでしょうか?
それは、その方の所得があり、
所得税と住民税を払い、
生活費を控除して、
さらに、資産を購入したお金や借金返済額を引いた、
預金増加高を気にします。
相続税の申告された預貯金が少ないと、を調査します。

相続税の申告書を見て、税務署は所得の割には預貯金が少ないと気付きますと、他人名義で隠してはいないかと厳しく調査します。
無記名の割引債がないかどうか?
家族名義の預金で増えているのはないか?
海外に持ち出してはいないか?
郵便局にないか?
遠隔地の預貯金はないか?等々です。

納税者を守るアドバイス


私たち相続の専門家も、お手伝いをしていて気づきます。ノウハウから導いたナレッジがあります。
資産規模から
生活習慣から
収入と支出から
資金繰りから 等々を見ますと見当がつきます。
税務署に言われそうなら、事前に私たちの口からお客様に問題提起するのが親切です。お客様を厳しい税務署調査から守るのも私達の大きな仕事です。

関連リンク
海外の取引を利用した過去最大の相続税の脱税事件[All About 相続]
海外の取引を利用した史上最高1600億円の贈与税の申告漏れ[All About 相続]
相続税・税務調査[All About 相続]
相続・相続税Q&A、無料相談[All About 相続]
【編集部からのお知らせ】
・「家計」について、アンケート(2024/12/31まで)を実施中です!

※抽選で30名にAmazonギフト券1000円分プレゼント
※謝礼付きの限定アンケートやモニター企画に参加が可能になります
  • 前のページへ
  • 1
  • 2
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます