今回は、ペイオフ対策の実例として、2002年9月現在、5億円の預金を持っているAさんが実際に対策として実行したことをご紹介しようと思います。
5つの対策
1.金融商品を分ける
2.預金名義を分ける
3.自分で保有する
4.金融機関を分ける
5.つぶれない金融機関を見抜く
1.5つの対策のうち、1番目の「金融商品を分けて預ける」という対策では、現在の金利はいずれも低金利のため心を動かされず、元本保証の商品を優先させました。ですから実際には金融商品を分けずに預金のみとしました。定期預金と普通預金です。残りのお金は2003年3月31日までは普通預金を利用することにしました。4月以降は郵便局の振替口座を利用する予定です。
2.対策の2番目の「名義を分ける」では、家族への貸付金を利用することにしました。リンク集を読んで勉強し、この場合は金銭消費貸借契約書をきちんと作成し、確定日付印も取りました。これは後になって贈与と間違われないようにするためにとても重要なことです。家族は5つの銀行に定期預金をしました。
3.保有については、銀行の貸金庫を利用しました。この時にどこの銀行の貸金庫にするか、とても慎重にされたそうです。何故なら銀行がつぶれてしまうと貸金庫は使えなくなりますから。最初自宅の「タンス預金」にしようかとも考えたそうですが、泥棒の餌食になっても困るので、やめて貸金庫を利用されたそうです。5千万円を貸金庫に入れました。
4.さらに、4つめの対策として、金融機関を5行に分けて預けました。すべて定期預金で、5行に分けて入れました。定期預金は余裕を見て9百万円づつにしました。これで定期預金はどんなところに預けても預金保険機構が守ってくれます。
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