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子ども向け携帯電話を選ぶ

子ども向けは契約をする親と同じキャリアにしておくと基本料金がぐっと安くなるので、他のキャリアから選ばない方が良いだろう。

石川 温

石川 温

携帯電話・スマートフォン ガイド

「日経TRENDY」に編集記者として従事。そこで携帯電話の面白さに目覚める。その後、携帯ジャーナリストとして独立。テレビ東京系「TVチャンピオン」ケータイ電話通選手権に出場し、準優勝を飾る。現在は「報道ステーション」や「日経TRENDY」、「BestGear」など、テレビや雑誌など、さまざまな媒体で活躍中。

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子ども向けケータイを選ぶときは
親と同じキャリアにしておくと基本料金がお得

シニア向けとともに広がりを見せているのが子ども向けケータイ。こちらは、GPS機能に力を入れ、子どもの居場所がわかったりするのが便利な点だ。

特にauの「mamorino(マモリーノ)」は防犯ブザーを鳴らすと警備会社の「セコム」に通報が入り、オペレーションセンターから保護者に連絡が入るようになっている。さらに、セコムから緊急対処員が現場に急行。子どもの安全を守るという徹底したサービスを提供しようとしている。

ココセコムとの契約料や基本料金は不要となっているので、いざという時に向けて契約しておくといいかも知れない(ただし、緊急対処員が出動したときは別途利用料がかかる)。

au mamorino(画像をクリックして拡大)

au mamorino(画像をクリックして拡大)


ソフトバンクモバイルでも、警備会社への連絡機能はないが、親への連絡を可能した「みまもりケータイ」を用意している。

また、昨今は子どものインターネットアクセスが問題視されているが、最近の子ども向けケータイでは、インターネットへのアクセスを制限するだけでなく、親が制限を解除できる仕組みも搭載されている。

例えば中学生の頃はアクセスを禁止するが、高校に入学したら、制限を解除して使えるようにするといったことも可能になっている。子どもにケータイを持たせたいが、ネットの危険が心配というのであれば、一般的な機種よりも子ども向けの特化したケータイのほうが間違いなくオススメになってくる。

特にソフトバンクモバイルの「コドモバイル 740N」は通話とメール(ソフトバンクモバイル間のSMSのみ)というシンプルな機種となっている。GPSに対応し、子どもの居場所がわかるようにはなっているが、インターネット接続には非対応、カメラもついていないなど徹底的に機能を制限している。生活防水仕様となっており、濡れた手で触っても問題ない。

ソフトバンクモバイル「コドモバイル 740T」(画像をクリックして拡大)

ソフトバンクモバイル「コドモバイル 740T」(画像をクリックして拡大)



子ども向けケータイはNTTドコモから「キッズケータイ」、auは「mamorino」、ソフトバンクモバイルが「みまもりケータイ」「コドモバイル」という名称で販売されている。子ども向けは契約をする親と同じキャリアにしておくと基本料金がぐっと安くなるので、他のキャリアから選ばない方が良いだろう。
NTTドコモundefinedキッズケータイ F-05A

NTTドコモ キッズケータイ F-05A(画像をクリックして拡大)


【関連サイト】
NTTドコモ キッズケータイ
au ケータイ
ソフトバンクモバイル みまもりケータイ
ソフトバンクモバイル コドモバイル 740N

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※機種やOSのバージョンによって画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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