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諸費用の違い 新築物件VS中古物件(2ページ目)

最近は新築物件の価格が上昇していることもあり、中古物件への注目度がアップしています。今回は新築物件と中古物件の諸費用の違いについて解説します。

村元 正明

執筆者:村元 正明

住宅にまつわるお金ガイド

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その他の諸費用の違い(リフォーム費用)

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中古物件の場合はリフォーム費用も諸費用として考えておきましょう。
仲介手数料以外で中古物件を購入したときに発生する可能性がある諸費用はリフォーム費用です。

社団法人不動産流通経営協議会が発表した第6回「不動産流通に関する消費者動向調査」結果報告によると、中古住宅取得者の63%(3名のうち2名の割合)がリフォームを行っています。物件別でみてみると戸建てのほうがマンションよりもリフォーム率が多くなっています。また、内装(壁紙や床など)や水まわり(台所、トイレ、浴室等)のリフォーム実施率が高いのが特徴です。

気になるリフォーム費用ですが、中古戸建ての平均費用が293.4万円、中古マンションの平均費用が197.8万円で、中古戸建てのほうのリフォーム費用が約100万円多くなっています。中古物件の築年数や状況によりますが、中古物件については購入直後のリフォーム費用も諸費用として考えたほうがよいでしょう。

中古マンションにはかからない諸費用

中古マンションは新築マンションと比較すると、仲介手数料などの諸費用を多く必要としますが、必要でない費用もあります。それは修繕積立金基金です。修繕積立金基金とは、毎月支払う修繕積立金の負担を軽くするための費用で、新築マンションは購入時に30万円位の費用の負担がありますが、中古マンションの場合はこの費用は発生しません。

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