サッカーのワールドカップもイタリアの優勝で幕を閉じました。日本は、多くの選手がヨーロッパのチームで揉まれて、たくましくなっていたのかと思っていましたが、まだまだ世界とは大きな壁がありそうです。

活躍できた若い選手は大きな自信を得られたのでしょうが、運悪くケガをしてしまって活躍できたかった選手もたくさん見受けられました。
試合ではついつい熱くなってしまうもの
試合ではついつい熱くなってしまうものです
サッカーにケガはつきものであり、ワールドカップに出るような選手だと、みんなサッカー人生の中で何回もケガをしているはずです。医療保険・医療費ガイドの松浦としては、「サッカー選手が、もしケガをして入院や手術をした時に、入院給付金や手術給付金がもらえる医療保険に加入していたとしたら、かなり役立つはず。」と思いながら観戦していました。

そこで、今回は3つのポイントからジダンの医療保険加入について考えてみたいと思います。

  1. サッカー選手(スポーツをしている人)の医療保険加入について
  2. 海外に在住している人の医療保険加入について
  3. 日本国籍以外の人の医療保険加入について

※今回取り上げる内容は日本で認可を受けている保険会社の商品についてです。
※医療保険の加入可否等については、各保険会社が個々の状況に基づいて決めることであり、ガイドとしては一般的な事をお伝えします。

1.サッカー選手が医療保険に入るには?

サッカー選手に限ったことではありませんが、まず加入しようとしている時にケガをしていないことがポイントと言えます。もしケガをしている状態ならば、完治してから加入を検討することが望ましいです。軽微なケガであれば加入に問題はないかもしれませんが、場合によっては「部位不担保」と言う条件が付くことも考えられます。また、過去のケガによって健康状態が思わしくないと判断され、加入を断られたり条件付きになったりする可能性もあります。

確実に医療保険に加入するには、サッカーを初めて早い段階(できればサッカーをはじめる前)のケガをしたことがない時に、将来を見据えて医療保険を確保しておくことが一番望ましいかと言えます。

※部位不担保(特定部位不担保法)とは、特別条件のうちのひとつで、健康状態のよくない体の特定部位(部分)を保障の対象から外すことを言います。保障の対象外となる期間は加入時から一定期間か全期間になります。

医療保険に加入するには告知が必要(前提条件)

医療保険に加入する際は、ほとんどの商品でその時の健康状況や職業について告知(内容によっては医師による診査)する必要があります。

何故かと言うと、医療保険やガン保険などの生命保険は大勢の人が保険料を出し合って、相互に保障し助け合う制度だからです。もし加入する時点で、健康状態がよくない人やケガをしそうな危険な職業に従事している人などが、そうでない人と同じ条件で加入すると、保険料負担の公平性が保たれなくなります。保険は加入者数が莫大なのでなかなか実態は見えませんが、もし自分の払った保険料がいつもごく一部の人だけに使われていたとしたら、誰でも気分は良くないはずです。

そこで、加入する際に「現在の健康状態」「過去の病歴」「身体の障害」「現在の職業」などについて告知します。危険な職業に従事している人や健康状態がよくない人は、告知をした結果、加入を断られたり条件付きになったりする場合があります。このようにして公平性を保つことで、保険会社は健全な経営が実現できます。既に加入している人たちの権利も守られます。

ジダンの場合、4年前の日韓ワールドカップ時にケガをしていましたから、その事について告知をする必要があります。また現役引退後であれば職業の告知はサッカー選手以外となります。

※何が危険な職業かは各保険会社の判断になりますが、プロのサッカー選手や野球選手は危険な職業に該当しないケースがほとんどと思われます。

海外在住の人は医療保険に入れるの?日本国籍以外の人は?