医療保険やがん保険に加入しようと考えた時、誰から(どこで)加入すればよいのでしょうか?

ひと昔前までなら、多くの人は職場に昼休みや夕方来ていた国内生命保険会社の営業担当者(ほとんどの場合女性)が熱心に営業してくるので、その人から加入していました。がん保険の場合は、勤務先自体が保険会社の代理店になっていて、ある時回覧で既に名前や金額が記載された申込書がまわってきて、勤務先が取扱っているのだから安心だし、申込書まで用意してあるのだから加入しないといけないのかと、安易な判断で加入した人もいるはずです。また民間よりも国がバックについている郵便局に行ってとりあえず限度額の範囲で終身や養老保険に加入(特約で入院給付金保障等をセット)した人も多くいました。

でも、果たしてそれで本当に安心できる保障を確保できるのでしょうか?金融自由化以後、保険に加入する経路は拡大しています。どこで誰から加入するのがベストなのか考えてみましょう。

生命保険会社の営業担当

以前は職場に毎日営業担当者がきていました
以前は職場に毎日営業担当者がきていました
生保レディと呼ばれていましたが、最近は男性も増えました。国内大手保険会社の女性営業担当者は、デフレの影響を受けたり、企業がオフィスへの部外者の出入りを厳しく制限したことにより営業しづらくなったりで、人数が徐々に減少していますが、外資系を中心とした一部の保険会社では多くの男性を即戦力として他業界から採用しています。彼らは営業の経験が豊富であり、まずは友人知人からスタートして信頼を得て、そこから紹介によって営業範囲を広げていっています。どちらの場合も、保険会社として組織的な営業活動というよりは、個々のマンパワー(ウーマンパワー)によるところが大きく、入社3年もすれば優秀な人とそうでない人の差は歴然としています。

■良い点
優秀な営業担当者であれば生命保険の事にとても詳しく、加入時や給付金請求の時等にとても頼りになるはずです。ほとんどの場合、異動もないので加入から何十年もの長いお付き合いが可能ですし、お付き合いしたくなるような人格的にも素晴らしい人が沢山います。

■注意点
ただ、優秀でない営業担当者だと、いつの間にか退職してしまっていることがよくあります。この場合、自分の保険は他の人に担当者変更されるか、お客さまサービスセンター扱いとなります。また中にはノルマに追われてモラルも常識も知識もない担当者もいますので、お気をつけ下さい。医療保険・がん保険の取扱い経験が多いかどうかもポイントになります。

取扱いできる保険商品は、大抵の場合所属している保険会社の商品だけになるので、複数の会社の保険商品を比較検討したい人には不向きです。

郵便局

郵便局の将来はどうなるのか注目です
郵便局の将来はどうなるのか注目です
現状では、全国津々浦々に多くの局を持ち、加入や請求手続の際の利便性はかなり高いと言えます。また国がバックについていることで多くの人はその安心感に魅力を感じているかと思います。商品の種類は少なく、また郵便局の商品しか取扱いしていないので、いろいろと検討してみたい人には向いていません。現在民営化の移行段階であり、今後の商品構成やサービス体制に注目したいところです。

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