中国の習慣を知ろう

掲載日: 2006年 01月 14日

中国のお正月「春節」っていつのこと?

文章:望月 愛生(All About「中国語」旧ガイド)

世界中で盛り上がるチャイニーズニューイヤー【春節】


中国本土のみならず、香港・台湾・世界中の中華街でにぎやかにお祝いされる中国のお正月、「春節」。チャイニーズニューイヤーという呼び方で、中国語圏の外でもかなりメジャーな存在になってきました。
神戸南京町の春節イベント風景
春節には獅子舞や龍などが登場し、とても華やかです。
画像:From神戸観光壁紙写真集


中国や中華街には縁のない人にとっては、毎年何となく過ぎてしまう春節ですが、いろんな文化や宗教の習慣をごちゃまぜに取り入れてしまう日本人としては、ぜひ一緒に楽しんで新年の福を呼び込みたいところです。

世界各地の春節情報など

中国語学習者や中国通の人なら、年中行事に組み入れて楽しみにしている人もいるかもしれませんが、多くの人にとって春節は

「春節って中国のお正月なんでしょ?…何だかよくわからないけど…」

という存在かもしれませんね。

春節にまつわる儀式や縁起物、習慣などご紹介したいことはたくさんありますが、ここでは「春節の時期」にまつわる話題をご紹介しましょう。

春節は、何月何日?


春節の日付は、毎年違います。というのも、春節は旧暦の1月1日と決まっていますから、我々が日常使っているカレンダーでは、ちょっとわかりにくいのです。

旧暦の1月1日はいつ?

■そもそも、旧暦とは…?

通常我々が(中国の人も)使っているカレンダーは太陽暦(新暦)です。

太陽暦は地球が太陽の周りを1周する365.24219日=1年とする暦です。
それに対し、旧暦(陰暦)は、月が地球の周りを1周する29.53039日=1ヶ月とし、小月が29日、大月が30日。
1年=12ヶ月=354日または355日とする暦です。

太陽暦の1年は365日(閏年は366日)ですから、旧暦は太陽暦よりも1ヶ月ほど遅れることになります。

中国では古代から旧暦を基準に生活が営まれてきました。太陽暦が使われるようになったのは1911年に清王朝が倒れ、辛亥革命が成立してからです。

そして1949年には、中国の記念日とそれに伴う国民の休日を統一する規定が決められました。これら記念日は太陽暦をもとに日付が制定されましたが、春節については旧暦の1月1日とし、休暇は3日間となりました。

多くの中国人は旧暦の12月30日から春節休暇を合わせて1週間程度の休みを取り、実家に集まって春節をお祝いします。

■日本でも年末年始の帰省ラッシュや渋滞が大変な状況ですが、中国ではどうでしょうか?

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