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駐車違反の減点逃れとは?

昨年6月の道交法改正で、駐車違反の取り締まりが厳しくなりましたが、実はこの改正によって「運転者の減点逃れ」問題が発生しているようです。

執筆者:松本 進午

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昨年の6月に道路交通法が改正されて、駐車違反の取り締まりが厳しくなったのは記憶に新しいところですが、実はこの改正によってある問題が発生しているようです。果たしてその問題とは・・・?(前回の記事はコチラ

減点逃れが増えている?

画像の代替テキスト
車の持ち主が「放置違反金」を納める制度がスタートしています。
警察庁のまとめたところによると、駐車違反処理件数のうち約7割が、運転していた本人ではなく、車の持ち主として車検証に記載されている「使用者」で占められていることがわかりました。

昨年6月の道路交通法改正に伴って、車の持ち主も「放置違反金」を納める制度が始まりましたが、これにより新たに対象となった車の持ち主は、直接的に違反した本人ではないため、警察署に出頭する必要が無く、また免許証の停止や取り消しに影響する「減点」のペナルティもありません。

このことから、実際には運転していたにもかかわらず、車の持ち主として違反金を納めることによって運転者としての行政処分を免れる、いわば「減点逃れ」ともいうべきものが増えているのでは?という指摘がではじめています。

逃げ得はなくなりましたが・・・

実は、昨年の法改正以前は、駐車違反として取り締まりを受けたものの運転者が出頭せずに、いわゆる「逃げ得」となるケースが相当数存在すると言われていました。これについては、実際に運転していたのが誰かについて捜査して特定するのは非常に困難で、費用対効果を考えると現実的ではなかったことからやむを得なかったのですが、この逃げ得を封じるための制度が、あらたな抜け道をつくってしまった格好です。

でも、「お咎めなし」とはいきません

更新日:2007年05月29日

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