フランス/フランスの観光・世界遺産

ランス、世界遺産の町

ランスは町中が世界遺産だらけ。三大ゴシック大聖堂の一つノートルダム、サン・レミ教会、そしてトー宮殿。あの奇跡の少女、ジャンヌ・ダルクゆかりの地でもあるんです。

執筆者:赤木 滋生


サン・レミ教会も世界遺産。13世紀のロマネスクとゴシック2つの様式が織り交ざった名建築。少し離れている為訪れる人は大聖堂よりも少なく、ゆったりと見学できる。
レオナール藤田を追ってたどり着いたランスの町。実はこの町、シャンパンのほろ酔い気分もすっかり吹き飛んでしまうほどのすごい町なんです。あの世界遺産に、フランス三大ゴシック聖堂の一つ、ノートルダム大聖堂はじめ、トー宮殿、サン・レミ教会、サン・レミ博物館と4つも名を連ねた、市内丸ごと博物館の町なんです。こりゃじっくり腰をすえて、大通りから路地裏まで探訪してみる必要がありそうですね。
INDEX
  いきなりローマ遺跡発見!マルスの門
  何はともあれ大聖堂
  荘厳でいて華麗、これぞゴシック
  おや、ジャンヌ・ダルク?
  世界遺産ランス情報


いきなりローマ遺跡発見!マルスの門


マルスの門はローマ時代に建造された凱旋門のなかでも最大のもの。当時このマルスの門含め3つの門がランスにはあったんだそうだが、現存するのはここのみ。
ランスの街の北側を東西にフランス国鉄の線路が走り、それに沿うように駅前には広い広い、公園に続くプロムナード(遊歩道)が広がっています。ちょうど札幌の大通り公園のような雰囲気、緑一杯の中を軽くジョギングしてゆくお昼休みのビジネスマンやベビーカーに赤ちゃんをのっけて散歩してゆくお母さんたちの姿もちらほら見かけられます。

そんなプロムナードの一角、駅から出て右手(東側)すぐにある大きなロータリーの一角になにやら大きな石造りの門が見えました。石灰岩質の白っぽい肌はどう見ても凱旋門のよう、ちょっと行ってみることにしました。
これがランスの大聖堂正面。ドイツ軍により破壊されたことが嘘のように、800年前の姿そのままのたたずまいを見せている。しかし、よく見ると傷跡ははっきりと残っており、砕けてしまったステンドグラスは戻ることはない。この力強いフォルムは、再びあのような悲劇を繰り返さないという強い意志の象徴であるかのようだ。
近寄ってみればびっくり、よほど古いものらしく、基礎は周囲より低くなっています。もともとは彫刻で飾られた堂々たる物のようですが、永い年月の間に戦火にさらされ、風雨に削られ、現在は柱の一部にその面影を残すだけになっています。説明板には3世紀に作られたローマ時代の遺跡、マルスの門(Porte de Mars)と書かれている。長さは33メートルもあり、3つのアーチと13メートルの高さを誇る、当時のガリア最大の凱旋門だったようです。

何はともあれ大聖堂


ランスに来れば何はなくともまずは大聖堂に行かねば話になりません。このマルスの門をまっすぐ南に下れば目指す大聖堂があるはずです。距離にして1キロ足らず、ほんの10分もかからないうちに着いちゃいます。途中、市庁舎やローマ時代の地下柱廊(Cryptoportique)のあるフォーラム広場を眺めながら、アールデコ調の美しい街並みを散策してゆくうち、突然目の前に、雲をつくような2つの高い塔が目に入ってくるはずです。
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