1日の終わりは、
顔の筋肉を緩めることも忘れずに
 |
| 伸びをしてリラックスするように肌も筋肉も一度緩めることからスタート |
では、いざ横顔チェックをしてたるみサインを発見した場合。あわてて、「やばいっ! 表情筋を鍛えなくちゃ! 」「何かしなきゃ! 」と走りがちですが、その前にちょっとひと呼吸。筋肉は、緩める→動かす(負荷をかける)の繰り返しで育っていきます。筋トレもそうですが、表情筋も例外ではありません。しかも、1日を過ごした顔は様々な表情でかなりこっているはず。まずは、この
顔の強張りをほぐすことからはじめましょう。
顔の強張りをほぐすために活用したいのが、毎日のクレンジング。肌がすっぴんになるこの瞬間が、私の楽しみでもあり大事なリラックスタイムです。「今日も頑張ったねぇ、お疲れ様♪」と思ってクレンジングをすれば、指先だってリキまない。そうしてクルクルと、やさしくクレンジングしていくと緊張感でいっぱいだった顔の筋肉もほころんできます。
そして、洗顔。クレンジングでせっかく緩んだ筋肉に、再び力が入りがちになるのが洗顔です。皆さんは、洗顔する時に息をどうしていますか? 人は息を止めていると、身体全体に力が入っています。それに、息を止めていられるくらいの短時間で、洗顔をするのはいただけないこと。そこで、まずは顔の広い部分、額や頬から洗います。こめかみ、フェイスライン、鼻の頭、そして目を閉じてまぶた、そして最後に口と鼻の細かなところを洗う。そうするとリラックスしながら快適に隅々まで洗顔できて、ゆるゆるとほぐれた素肌に戻ります。
夜のスキンケアと一緒に
たるみに効くツボをプラス!
クレンジングと洗顔で、顔の筋肉もだいぶほぐれました。気合をいれて取り組みたい人は、表情筋を鍛える顔トレをするのもよいでしょう。(
たるみケアの記事も、参照ください。)けれども、「顔のストレッチを毎日続けるのは自信がないなあ…」と言う人は、スキンケアの中にたるみケアを組み込んじゃいましょう。例えば、美容液やクリームをなじませる時や、お手入れの次のステップの間に、たるみに効くツボをプッシュ! これなら、いつでも簡単にできますよね。参考までに、気になるたるみに効果的なツボをいくつかピックアップしてみました。
■
頬やアゴのたるみが気になったら…
アゴを少し上げるとわかる、アゴの裏側の真ん中にある少しへこんだ
上廉泉(かみれんせん)を親指を使ってぐりぐりと押しながら、両頬の端、アゴから少し内側に入ったくぼみの
頬車(きょうしゃ)を人差し指で上下に。
■
目の周りのたるみが気になったら…
まぶたのたるみが気になる場合は、眉の下中央にある
魚腰(ぎょよう)を、親指の腹で眉を押し上げるようにプッシュ。まぶたの下のたるみには、中指で目尻下のくぼみの
球後(きゅうご)を指先をはじくように押して。
■
二重アゴが気になったら…
鼻から口角へ伸びる法令線の、小鼻から口角のちょうど真ん中あたりにあるのが
散笑(さんしょう)。人差し指の腹を使って、軽く内側に円を描くようにマッサージしましょう。アゴを上げて、のどぼとけの両側にある
外玉液(がいぎょくえき)と
外金津(がいきんしん)を上に向かってさするように動かします。首筋は、老廃物を排出するためのリンパの流れをよくするためにも重要なところ。ツボに限らず、お手入れのたびに撫でさする習慣をつけておくことで、たるみやシワを防げます。
これらのツボ押しや表情筋のストレッチを行う時、共通して大切なのは、
ゆっくりと鏡を見ながら行うこと。慣れないうちは、わかっていても顔に力が入りっぱなしになりがち。そんな時は、いったん目一杯力を入れてみること。目も口も閉じて、ぎゅうっと真ん中に寄せるように顔中に力を入れてから、その反動でぱっと開けてみて下さい。そうすると顔にかかっていた力が、抜けていくのがわかります。そして、余分な力や緊張がかからないようにゆっくり行うことです。
鏡を見て欲しいのは、「イメージ通りに動かせているか? 」「自分の表情はどうか? 」を確かめるため。ほとんどの人の顔は、左右非対称。そして、その差はどんどん広がります。にっ! と笑った時に、左右の口角の位置を見てみてください。均等な高さにありますか? 法令線の深さは? 笑った時の目尻の下がり方は? 見落とさずにしっかりチェックして、適度なゆるみを持ちながら、でも決してたるんでいるわけじゃない肌と表情を手に入れましょう。
<関連記事>
たるみ防止のために行いたいプラスα
・
マッサージ効果でたるみを防ぐ
・
表情筋のストレッチでたるみを防ぐ
【関連リンク】
肌の悩み相談
肌状態・お手入れ方法