布団・寝具

心身をリラックスさせる快眠メンタルアロマは?

季節の変わり目や忙しい毎日では心も身体も緊張状態になり、神経もピリピリ。心身ともにリラックス、そして快眠へとつながるメンタルアロマの力をご紹介します。

友野 なお

執筆者:友野 なお

布団・寝具ガイド

快眠のための3つのオススメアロマ

いい香りを嗅ぐと無条件に気分が良くなったり、幸せな気持ちになったり、なんとなく心にプラスのエネルギーが沸いてくるような感覚がありますよね。心と身体は免疫系、自律神経系、内分泌系の3つのルートでつながっているので、心が元気になれば自然と身体にも元気がチャージされ、良い循環が生まれるのです。

心をケアして朝までぐっすり

心をケアして朝までぐっすり

香りの分子は鼻や皮膚、呼吸器などを通じてダイレクトに脳へと伝わり、心と身体に働きかけてくれます。従って、嗅ぐという方法だけでなく、塗るといった方法でも香りの恩恵を受けることができるのです。

アロマの精油をつかって身体をマッサージした場合、精油が身体をめぐる時間はわずか1分ともいわれており、足をマッサージした場合でも10~15分後には呼気に精油の香り成分が現れるともいわれています。様々な香りがあるなかで、リラックスや快眠におすすめの香りを3つご紹介しましょう。

リラックスできる「ラベンダー」

アロマウォーマーだけでなく、ティッシュに精油をたらして手軽に香りを楽しむ方法もあります。

アロマウォーマーだけでなく、ティッシュに精油をたらして手軽に香りを楽しむ方法もあります。

リラックスできる香りとして一般的に広く知られているラベンダー。鎮静作用があり、興奮を抑えたりストレスを緩和したりする働きがあるといわれています。仕事ややるべきことが立て込んでピリピリしたり、イライラしたり、なかなかオフモードになれないときにはぴったりです。また、真面目で頑張り屋さんタイプや几帳面なタイプの方におすすめです。

不安なときの癒しの香り「オレンジ・スイート」

仕事や勉強で疲れ切った頭を癒してくれる働きが期待できます。神経の緊張を緩めて1日の疲労感を緩和させてくれるので、就寝前のリラックスタイムにぜひとも嗅ぎたい香りのひとつ。癒し効果と同時に気持ちを前向きに、明るくしてくれる作用もあるといわれているので、マイナス思考になりやすい方や、不安や悩み事がある方には特におすすめです。

また、オレンジの香りは日本人に馴染み深くあまり好き嫌いが分かれない香りなので、どんな香りから試したら良いか迷う場合はオレンジから試してみると良いかもしれません。

女性にオススメ「ゼラニウム」

キャンドルのゆらぐ光はリラックス効果をさらに高めてくれます。

キャンドルのゆらぐ光はリラックス効果をさらに高めてくれます。

バラのようなフローラル系の香りは、女性が秘める力を底上げしてくれるような上品な香り。オンとオフのバランスを整えたり、ホルモンのバランスを整えたりと、バランスをとるための働きをサポートする作用があるといわれています。血行促進の働きもあるといわれているので健康と美容にはぴったりの香りです。

嗅覚は個人差がとても大きいですし、状況や環境によっても感じ方は異なります。知識としてそれぞれの香りがもつ作用を知っておくことは大切ですが、まずは自分の好きな香りを使うことがリラックスの基本なので、あまり情報だけに左右されないようにしましょう。

まずは、自分がその香りを「好き」か「苦手」かという素直な心の声に耳を澄ませ、そのうえで、気分によって香りを変えてみたり自分らしい香りを見つけたりして、楽しく日々の生活に香りを取り入れていってくださいね。

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