映画/おすすめ映画

『バードマン』とエンタメ業界映画セレクション(2ページ目)

アカデミー賞作品賞受賞作『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は、ヒーロー映画で人気スターだった主人公が、再び栄光を勝ち取ろうと舞台に挑戦する姿を描いたエンタメ業界の舞台裏を描いた作品。そこで、エンタメ業界の内幕映画を集めてみました。映画、演劇、テレビドラマを生み出す芸能界は、舞台裏もドラマチック&スリリングですよ!

斎藤 香

執筆者:斎藤 香

映画ガイド


クラシックな名作映画で舞台裏を見る!


『イヴの総て』(1950年度作品)
田舎からニューヨークへ出てきた娘イヴ(アン・バクスター)が大女優マーゴ(ベディ・デイヴィス)の付き人になるけれど、マーゴの周囲の人間に取り入り、彼女を踏み台にしてスターに成り上がっていく物語。

この作品ほど「女優は怖い!」と思う映画はありません。マーゴを尊敬するフリをしつつ、実は彼女の人脈をわが物にしようと画策するイヴ。野心の塊である彼女の凄味が圧巻。マーゴの疑惑や焦りも手に取るようにわかるし、1950年の映画ですが、今見ても色あせないのは人間の本質をついているからでしょう。いい映画は時代を超える……その見本のような作品です。

監督:ジョセフ・L・マンキウィッツ 出演:ベティ・デイヴィス、アン・バクスター、ジョージ・サンダース、ゲイリー・メリル、マリリン・モンローほか


『映画に愛をこめて アメリカの夜』(1973年度作品)
フランス映画界の巨匠トリフォー監督が、監督&主演した映画製作の裏側を描いた作品。フェラン監督(フランソワ・トリフォー)が、ニースで新作映画を撮影することになるけれど、主演女優が精神不安定だったり、新人女優が妊娠したり、思うように撮影が進まずイライラがMAXになっていく……。

大きな事件が起こるわけではないのですが、困り果てる監督の姿、そのうんざり感がわかるゆえに可笑しい。キャストとスタッフの自分勝手さにビックリですよ。ちなみに アメリカの夜というのは業界用語。フィルターをつけて日中の撮影でも夜のシーンのように撮影する手法のことだそうです。

監督:フランソワ・トリュフォー 出演:ジャクリーン・ビセット、ジャン=ピエール・レオ、ジャン=ピエール・オーモン、アレクサンドラ・スチュワルト、フランソワ・トリュフォー、ナタリー・バイほか

>次は演劇界の裏側にスポットライトを当てた作品
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