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『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』官能映画特集(2ページ目)

一億部売れたという驚異のベストセラー小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」。SMシーン満載のエロチックなラブストーリーが待望の映画化。マミーポルノとも言われ、世界中の女性をトリコにした原作の映画化はいかに!大ヒットしている『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』をトップに、男女ともに楽しめる官能映画をピックアップしてみました。

斎藤 香

執筆者:斎藤 香

映画ガイド

男女ともに萌え萌えのエッチな名作


『ナインハーフ』(1985年度作品)
画廊に勤めるキャリアウーマン(キム・ベイシンガー)とミステリアスな男(ミッキー・ローク)の体で結ばれた深い関係を描いた大人のラブストーリー。

女が欲しいものをプレゼントして物欲を満足させつつ、自分に引き寄せていくプレイボーイの男。そんな彼に自然に乗せられていくヒロイン。『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』に、ちょっと似ているけど、正直、あちらはエロチック系初心者向けで、こっちは中級者向けという感じ。男は女を惹きつけるフェロモンとサディスティックな怖さがあるし、女は男を夢中にさせる色気が匂い立っていますからね。『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』が少女漫画的なエッチ寓話なら、こちらは大人の官能寓話と言えるでしょう。

監督:エイドリアン・ライン 出演:ミッキー・ローク、キム・ベイシンガーほか


『エマニエル夫人』(1974年度作品)

夫について訪れたタイのバンコクで様々な性体験を繰り広げる女性を描いて、一世を風靡したエロティック映画の金字塔。

主演のエマニエルを演じたシルビア・クリステルの美貌と美しい体に男性は夢中になり、女性は「あんなカラダだったら」とうらやましくなること必至。何不自由のないお金持ちの奥様が、夫だけでなく、女性や見知らぬ男と体を重ねていく姿が、綺麗な映像で綴られていきます。
冷静になって考えると、エマニエルはとんでもないことを、したりされたりしているのですが、彼女が前向きというか、良くも悪くも体験をすべて受け入れていくから、いやらしいことをしても嫌な感じじゃないのかも?

監督:ジュスト・ジャカン 出演:シルヴィア・クリステル、アラン・キュニー、クリスティーヌ・ボワッソンほか

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