バレエ/バレエ観劇の関連情報

牧阿佐美『A.M.ステューデンツ』インタビュー! 後編(4ページ目)

プロダンサーの育成を目指し、1979年に結成されたA.M.ステューデンツ。牧阿佐美バレヱ団主宰・牧阿佐美氏による指導のもと、これまで数多のダンサーを輩出してきました。この秋には第31期生オーディションを開催し、明日のスター候補を募ります。ここでは、主宰の牧阿佐美氏にインタビュー! A.M.ステューデンツの教育方針とその想いをお聞きしました。

小野寺 悦子

執筆者:小野寺 悦子

バレエガイド


A.M.ステューデンツの生徒さんがバレエ団のオーディションを受ける際、
サポート体制は何か用意されていますか?

牧>今のところ設けていません。A.M.ステューデンツだからといって優遇されて牧阿佐美バレヱ団に入れる訳ではないし、また必ずしも牧阿佐美バレヱ団にしなければいけないということでもない。牧阿佐美バレヱ団に入って主役になる子もいますが、新国立劇場バレエ団を受けたり、他のバレエ団に入ったり、海外に出て活躍してる子たちもいますね。

ph

(C) TOKIKO FURUTA


近年はコンテンポラリー・ダンスの世界でも、A.M.ステューデンツ出身者が多く活躍しています。

牧>なかにはコンテンポラリーが好きでそちらに進む子もいますし、体型的にコンテンポラリーの方が合って転向するひともいます。

コンテンポラリーで活躍している田畑真希さんも、A.M.ステューデンツの生徒さんだった方。金森穣さんは橘バレヱ学校の生徒で、日本ジュニアバレヱとA.M.ステューデンツで稽古をして、牧阿佐美バレヱ団で踊っていました。あるときムードラからひとり男の子の空きがあるから入れられるよという話が来て、彼に“コンテンポラリーなら自分で考えたものが表現できるけど行く?”と聞いたら“行く”と言う。もちろんベジャールの学校ですからバレエの稽古もやっていますし、いろいろなものを学ぶ中で創作も勉強したでしょう。

次の年もムードラから女の子にひとり空きがあるよと声がかかりましたが、そのときはみんなバレエをやりたい子たちばかりだったので誰も推薦できませんでした。やはり、バレエをやりたい子にコンテンポラリーをやりなさいとは言えませからね。どこに進むかは、最終的に本人の意向に任せるしかありません。

ph

(C) TOKIKO FURUTA



  • 前のページへ
  • 1
  • 3
  • 4
  • 5
  • 7
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます