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もしもの時に!SNS記事の削除を依頼する方法まとめ(3ページ目)

SNS上で、自社や自社製品・社員に対する誹謗中傷や、個人情報の公開につながる記事・画像を見つけたとき、掲載した本人への直接連絡は、連絡先が判明している場合であっても、時間がかかったり、トラブルの元となることもあります。そこで、どこにどのように削除依頼をすればいいのか、代表的なSNSサービスを例に、問い合わせ先などをご紹介します。

長谷川 渉

執筆者:長谷川 渉

企業のIT活用ガイド

ブログの記事削除依頼

大きく分けて以下の2パターンがあります。

●ブログサービスを利用している場合

記事の削除を依頼したいブログの掲載元が、アメーバブログやライブドアブログといった無料(有料版もあり)ブログサービスの場合は、サービスを提供している運営元に削除依頼をすることができます。

無断で自分の写真が使われていたり、誹謗中傷などを見つけたときは、各部ブログ運営元の削除依頼受付窓口に連絡しましょう。

アメーバブログ
→ 権利者向け窓口:http://helps.ameba.jp/inq/inquiry/right

ライブドアブログ
→ お問い合わせ:https://help.livedoor.com/help_form/inquiry/?sv=blog

誹謗中傷や著作物の無断掲載など、権利を侵害されたら連絡しよう

誹謗中傷や著作物の無断掲載など、権利を侵害されたら連絡しよう

その他のブログサービスでも同じような受付窓口があるはずですので、各ブログサービスのヘルプページなどを参考にしてみてください。

●個人(企業)独自でブログを運営している場合

上記のような運営元がない(分からない)場合は、ブログの持ち主に直接連絡する必要がありますが、連絡先がはっきり記載されていなかったり、連絡しても返事が全くないというケースもあります。

このような場合は、ブログを運営(管理)しているサーバ会社を特定し、そちらに連絡する必要があります。

調べるには少し専門的な知識が必要になりますので、ブログの持ち主への連絡方法がよくわからないときには、専門家へ相談しましょう。


以上、本人への直接連絡は、時間がかかったり、トラブルの元となることもありますので、どこに連絡すれば対処できるのか、ぜひ把握しておいてください。

最後に、掲示板サイトなど、運営元や管理体制がはっきり分からないサイトは、書き込んだ人を特定することが難しいため、なかなか記事や画像が削除されないことがあります。

インターネット上のデータは、簡単に複製されて広まってしまう性質がありますので、こういった迅速な削除が難しそうな場合は、名誉毀損や営業妨害につながるリスクも考慮し、専門家と同時に弁護士にも相談するようにしましょう。

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