世界遺産/アメリカの世界遺産

チチェン・イッツァ/メキシコ(5ページ目)

1年に2度、羽を持つ蛇の神が舞い降りるピラミッドや、生きたまま生け贄の心臓を抜き出した神殿をはじめ、中米でもっとも有名なマヤ文明の世界遺産「チチェン・イッツァ」。今回はこの神秘の古代都市を紹介しよう。

長谷川 大

執筆者:長谷川 大

世界遺産ガイド

チチェン・イッツァへの道

尼僧院。拡大写真をよーく見てみよう。壁が雨の神チャックの顔で覆われているのがわかるだろうか ©牧哲雄

尼僧院。写真をよーく見てみよう。壁がチャックの顔で覆われているのがわかるだろうか? このように石をモザイク状に組み上げて壁面を彫刻で覆う建築様式をクプウ式という ©牧哲雄

■エアー&ツアー情報
チチェン・イッツァへの旅は、ユカタン半島の都市メリダかカリブ海が誇る大リゾート地カンクンに入るのが一般的。あるいはメキシコの首都メキシコシティから国内航空やバスを使って移動する。メキシコへの格安航空券は8万円前後から。ツアーは5日間13万円前後から。

■国内移動
チャック・モール。隅に飛び出しているものを鼻と考えて顔を探してみよう ©牧哲雄

建物に刻まれた雨の神チャックの像。隅に飛び出している石を鼻と考えて顔を探してみよう ©牧哲雄

メキシコシティからメリダやカンクンまではバスで20~25時間、飛行機なら1時間半~2時間。メリダ→チチェン・イッツァはバスで約2時間半、カンクン→チチェン・イッツァはバスで約3時間。メリダやカンクンからは日帰りバス・ツアーがたくさん出ている。

■周辺の世界遺産

近郊の世界遺産として、メリダからバスで約1時間半の場所に魔法使いのピラミッドで有名な「古代都市ウシュマル」が、カンクンから車で3~4時間の位置には自然遺産「シアン・カーン」がある。いずれもそれぞれの都市からツアーが出ている。

また、メキシコシティに入る人は、「メキシコ・シティ歴史地区とソチミルコ」「古代都市テオティワカン」「ポポカテペトル山腹の16世紀初頭の修道院群」などに寄れるし、バスを乗り継ぐなら途中「古代都市パレンケと国立公園」などに寄るのもおもしろい。

 

チチェン・イッツァのベストシーズン

雨季は5~10月で、雨はもちろんハリケーンなどもこの時期に到来する。というわけで、冬の11~4月がベストシーズン。冬といっても最低気温は18度前後で、日中は28~30度前後まで上がる。

ただし、ユカタン半島はビーチもとてもキレイ。雨季といっても日本の夏のようにずっと雨が降り続くわけではないので、ビーチでくつろいだり、泳いだり、ダイビングをしたい人は、夏ももちろん悪くない。

世界遺産基本データ&リンク

エル・カスティーヨ内部にあるジャガーの玉座 ©牧哲雄

エル・カスティーヨ内部にあるジャガーの玉座 ©牧哲雄

エル・カスティーヨの急勾配 ©牧哲雄

エル・カスティーヨの急勾配 ©牧哲雄

【世界遺産基本データ】
登録名称:古代都市チチェン・イッツァ
Pre-Hispanic City of Chichen-Itza
国名:メキシコ合衆国
登録年と登録基準:1988年、文化遺産(i)(ii)(iii)

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