パワーポイント(PowerPoint)の使い方/スライドショーの実行

パワーポイントのスライドサイズを「ワイド画面」と「標準」で使い分け(4ページ目)

ここでは、パワーポイントのスライドで使う「ワイド画面」と「標準」サイズの使い分けについて解説します。パワーポイントで作成したスライドでスライドショーを実行するときは、スライドを映し出すモニターの比率に合わせて、スライドサイズを変更しておく必要があります。「標準(4:3)」と「ワイド画面(16:9)」の2つのスライドサイズの使い分けを理解しましょう。

井上 香緒里

執筆者:井上 香緒里

パワーポイントの使い方ガイド

作成済みの「ワイド画面」のスライドを「標準」に変更する

反対のケースも見てみましょう。「16:9」の比率で作成したスライドを「4:3」の比率のモニターを使ってスライドショーを実行すると、モニターの上下に黒い部分が表示されます。
スライドとモニターの比率が異なると、黒い部分が表示される。

スライドとモニターの比率が異なると、黒い部分が表示される。

これも、スライドサイズとモニターの比率が合っていないことが原因です。「4:3」の比率のスライドを「16:9」の比率のスライドサイズに変更した時と同じ操作で、PowerPoint2013の「デザイン」タブの「スライドのサイズ」ボタンから「標準(4:3)」をクリックします。
スライドサイズは後から自在に変更できる。

スライドサイズは後から自在に変更できる。


以下のメッセージが表示されたら、「最大化」もしくは「サイズに合わせて調整」をクリックします。
ここでは、「サイズに合わせて調整」を選ぶ。

ここでは、「サイズに合わせて調整」を選ぶ。


これで、すべてのスライドサイズを変更できました。
この状態でスライドショーを実行すれば、モニター全体にスライドが表示されます。
標準サイズに変更したので、4:3の比率のモニターでスライドショーを実行しても上下に黒い部分は表示されなくなった。

標準サイズに変更したので、4:3の比率のモニターでスライドショーを実行しても上下に黒い部分は表示されなくなった。

プレゼンテーション本番で困らないように、どのモニターでスライドショーを実行するかを事前にしっかり確認し、必要に応じてスライドサイズを変更しておきましょう。
 
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