パチンコやスロットマシーンでは3つの図柄がそろう大当りで、いわゆるフィーバー。
ラッキーセブンという言葉もあり、777はとってもラッキーなんですがセキュリティ的にはとってもまずいことになります。フォルダーやファイル単位にアクセス権を設定できますが、777はなんでもできてしまう、どうぞ侵入してくださいという設定になります。
パソコンのフォルダーは階層構造になっている
MS-DOSでは、ユーザーは今、どの階層にいるのか意識しなければ使えませんでした
まずフォルダーが階層構造になっていることを理解しましょう。ウィンドウズが登場する以前はMS-DOSというOSで、ユーザーは今、どの階層にいるのか意識しなければ使えませんでした。ユーザーは頭の中に全体のフォルダー構成図をいれてコマンドをたたいていました。
ウィンドウズやマックではフォルダーのアイコンが使われるためフォルダーと呼んでいますが、UNIXやMS-DOSではフォルダーをディレクトリーと呼んでいました。UNIXのもととなったMULTICS(マルティクス)というOSが階層型記憶システムを初めて採用し、ここからフォルダー(ディレクトリー)が生まれます。ウィンドウズで使っているフォルダーのご先祖様です。
ウィンドウズが登場し、アイコンで操作できるようになったため今では階層構造を覚えずに使うことができます。大学の情報処理講座や新入社員教育でも階層構造を教えていませんので結果、デスクトップにたくさんのアイコンが並ぶことになります。
→ デスクトップでばれる会社のレベル
フォルダーはファイルを分類・整理するための入れ物で、関連する文章をまとめておくと管理しやすくなります。このフォルダーは階層構造になっています。
例えば「マイドキュメント」で「領収書」というフォルダーを作り、その中で「株式会社青木」というフォルダーを作ると
フォルダーは階層構造になっている
ライブラリーの下のドキュメントのさらに下の領収書というフォルダーに今いるということで、上から3階層目にいるということです。
フォルダー、ファイルごとに読める読めないの設定ができる
給与データを担当者以外には見えないようにする
給与データをファイルサーバーに入れる場合、フォルダーを担当者以外にもオープンにすると「あのやろう、仕事ができないクセに俺よりようけもらっている」となり、まずいことになりますので、必要な人以外にはフォルダーを読めないように設定します。
Windowsではユーザー名やグループ名ごとにフォルダーに対する下記のアクセス権が設定できます。
・フルコントロール 何でもできる
・変更 既存のフォルダとファイルを変更でき、新しいファイルおよびフォルダを作成できる
・読み取りと実行 既存のフォルダとファイルを内容を表示し、フォルダのプログラムを実行できる
・読み取り フォルダの内容を表示し、ファイルおよびフォルダを開くことができる
・書き込み 新しいフォルダとファイルを作成し、既存のフォルダとファイルを変更できる
ユーザー名やグループ名ごとにフォルダーに対するアクセス権を設定する
細かな設定ができる「特殊なアクセス許可」もあります。アクセス権がないフォルダーにアクセスすると「このフォルダーにアクセスする許可がありません」というエラーがでます。