毎日の野菜・フルーツレシピ/野菜のゆで方・食べ方

シンプルを極める! かぼちゃの煮物のレシピ

かぼちゃ料理の定番であり、和食の定番でもあるかぼちゃの煮物。かぼちゃを煮る、というシンプルな調理ではありますが、煮方に気を抜いてしまうと、味が濃すぎたり、ベチョベチョで煮崩れてしまったり……。おいしいかぼちゃの煮物を作るには、かぼちゃの特徴を知ることが大事です! さて、どんな特徴があるのでしょうか。

江戸野 陽子

執筆者:江戸野 陽子

毎日の野菜・フルーツレシピガイド

シンプルを極める! かぼちゃの煮物のレシピ

所要時間:60分

カテゴリー:サブのおかず煮物

必要最低限の調味料でかぼちゃのおいしさを引き出そう!

実はかぼちゃを煮るときは、だしは必須ではありません。かぼちゃ自身が甘みが強く、味が濃いので、水・薄口醤油・砂糖だけで、かぼちゃのおいしさを引き出してあげることができるのです。

そして、もうひとつ知っておきたいのが、かぼちゃの特徴を理解することです。かぼちゃは西洋種と日本種があり、同じかぼちゃですが味わいが違います。一般に手にはいりやすい西洋種は甘く、ホクホクとしており、果肉が柔らかいため、煮ると崩れやすいので、短時間で加熱して、漬け汁に置いて味をしみさせると◎。日本種は、ねっとりとした食感で、皮が厚いので、火が通りやすいように皮をむいて、しっかりと煮ます。それでは、早速作ってみましょう。

かぼちゃの煮物のレシピの材料(2人分)

かぼちゃの煮物のレシピ
かぼちゃ1/4-1/6個 (300-400g)
薄口醤油大さじ1
きび砂糖大さじ1-2
小さじ1/2

かぼちゃの煮物のレシピの作り方・手順

かぼちゃの煮物のレシピ

1かぼちゃを切る

かぼちゃの種とワタをスプーンで取り除き、食べやすい大きさに切ります。<br />
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皮が厚いようなら、ところどころ皮をむいておくと、味がしみやすくなります。<br />
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かぼちゃの種とワタをスプーンで取り除き、食べやすい大きさに切ります。

皮が厚いようなら、ところどころ皮をむいておくと、味がしみやすくなります。

2面取り

切ったかぼちゃの角に包丁を当て、削りとるようにして、面取りします。こうすることで、煮崩れしにくくなります。
切ったかぼちゃの角に包丁を当て、削りとるようにして、面取りします。こうすることで、煮崩れしにくくなります。

3煮る

小鍋にかぼちゃとかぶるくらいの水(目安2カップ)を入れ、中火にかけます。<br />
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沸騰したら弱火にして、3分ほどかけて8割火を通したら、砂糖を加え1分、さらに醤油を加えて2分煮て火を止めます。味を見て、甘みが足りないなら砂糖を、塩気が足りないなら塩を足して味を調整します。<br />
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かぼちゃを煮汁に30分-3時間つけて、味をよくしみさせて、できあがりです。冷めてもおいしいのでお好みで温めてお召し上がりください。<br />
小鍋にかぼちゃとかぶるくらいの水(目安2カップ)を入れ、中火にかけます。

沸騰したら弱火にして、3分ほどかけて8割火を通したら、砂糖を加え1分、さらに醤油を加えて2分煮て火を止めます。味を見て、甘みが足りないなら砂糖を、塩気が足りないなら塩を足して味を調整します。

かぼちゃを煮汁に30分-3時間つけて、味をよくしみさせて、できあがりです。冷めてもおいしいのでお好みで温めてお召し上がりください。

ガイドのワンポイントアドバイス

かぼちゃが採れるのは夏ですが、おいしいのは追熟させた秋です。皮の方が栄養価が高いので、全て取り除かないで、皮つきのままいただいてみてください。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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