自動車保険/自動車保険の基礎を学ぼう

通販型と代理店型、自動車保険料はなぜ違う?(2ページ目)

気になる自動車保険の保険料。毎年何事もなく安くなるならいいのですが、事故で保険を使うと影響は大きくなります。また通販型と代理店型では全く同じ条件でも保険料に差が生まれます。両者の差は一体何なのでしょう?

西村 有樹

執筆者:西村 有樹

自動車・バイク保険ガイド

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保険会社がチェックするポイントは?

保険会社はあらゆるリスクを分析し、それぞれ細かく保険料を算出します

保険会社はあらゆるリスクを分析し、それぞれ細かく保険料を算出します

前ページで、通販型と代理店型の保険料の差はわかっていただけたかと思います。しかし、同じ通販型の会社同士、同じ代理店型の会社同士であっても保険料には差があります。それはなぜでしょう?実は保険会社が保険料を計算する際、以下の7つのこんなポイントをチェックしているのです。
  1. 用途・車種
  2. 型式別料率クラス
  3. 新車・新車以外
  4. 保険金額など
  5. 年齢
  6. 等級
  7. 運転者限定
上記は損害保険料率算出機構が各損保に提供している参考純率区分要素によるものです。さらに上記のほかにも、
  • 性別
  • 居住地
  • ゴールド免許有無
なども含まれます。なお、一部保険会社で計算に使われている走行距離は「1. 用途・車種」に含まれます。これらはリスク細分型と呼ばれる保険料の算出方法です。

納得できる自動車保険を選ぶには見積もりを比較検討

このような細かな分類においては、A社は用途を特に重視、B社は年齢を特に重視……という会社ごとのスタイルもあります。その条件を確認していけば自分にとって有利になりそうな会社を選べそうですが、実のところ具体的な計算式などは各社とも公にしていません。

このような条件下で保険料を確認する方法はたった一つ。現在の自分の条件で保険料の見積りをとることです。その結果、導かれた金額があなたのリスクの評価。通販型の安さ、代理店型の対面サービスなどを考慮して保険会社を選びましょう。


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