ウォーキング/ダイエットウォーキングテクニック

正しいリンパウォーキングで夏老けをブロック(3ページ目)

意外にも代謝が落ちやすい夏こそ、リンパを流すウォーキングで美と健康維持しましょう。正しいウォーキングは肥満やむくみを防止します。シミシワの原因となる紫外線対策も忘れずに。夏老けをブロック!

長坂 靖子

執筆者:長坂 靖子

ウォーキング・姿勢ガイド


基礎代謝を上げるリンパウォーキング

すでに触れたように、夏は基礎代謝が落ちています。でも暑いから長い時間は運動したくない……。そこで、短い時間でも効率よく代謝を上げて、ウォーキングを楽しみたいものです。

ここで気をつけたいのが、リンパの流れを滞らせない事。
さきほども例を挙げたように、夏はリンパの流れが悪くなる事を、自分自身で好んでやっています。

・冷たい飲み物で内臓が冷える・下腹部が冷える
・冷房の中、薄着で首周りや二の腕などを出している
・足首やふくらはぎの出ているボトムスを好む


これでは、老廃物を排出してくれる働きが弱くなり、身体が重くダルく、脂肪もどんどん蓄積されていきます。


リンパの流れを意識したウォーキング姿勢と簡単エクササイズ

せっかく歩いても、リンパが滞りがちな姿勢のままではもったいないですよね。

リンパを滞らせる姿勢

リンパを滞らせる姿勢

左の写真をご覧ください。

・首周り
・肩および肩甲骨周辺
・胸回り
・下腹
・膝周辺


以上、リンパ節が多くあるような場所や脂肪燃焼ポイントが、全てだらけています。

このままの姿勢でウォーキングをしては効果も激減。またウォーキング以外の時間でも、オフィスでこんな姿勢で仕事をしていたら、自分で脂肪や老けを蓄積しているようなものです。

リンパを流す正しい姿勢

リンパを流す正しい姿勢

こちらは、全てのポイントが引きあがり、ゆがみの無い状態です。

・首の後ろを引き上げる
・下腹から胸部までを引き上げる
・膝は自然な状態で真っ直ぐにする


この姿勢でのウォーキングを意識すれば、短時間でも効果が得られるばかりでなく、オフィス内での移動や、執務中にも気をつければ、そのままその時間がトレーニングとなるのです。


気が付いたら、だらけた姿勢になっていた……!という時は、すぐに簡単エクササイズで脂肪燃焼を促しましょう。

いつでも簡単に燃焼ケア

いつでも簡単に燃焼ケア

左の写真のように、身体の横で腕を曲げ、
肩・肘・腕、を後ろに引きます。
この時の注意点は、
基本の正しい姿勢をとり、肩・肘・腕、の全てが、身体の耳のラインよりも後ろになるよう、しっかりと肩甲骨を寄せながら後ろに引く事です。

このエクササイズは、通勤前やオフィス、入浴中など、いつでもどこでも気軽にできますので、冷房で身体が冷えてきた時や、同じ姿勢で身体の流れが滞った時など、こまめに行ってください。


こまめなケアで美と健康を維持しましょう

夏はこまめなケアで老化防止

夏はこまめなケアで老化防止

いかがでしたか?運動したくない暑い夏こそ、実は運動が大切。でもやっぱりたくさんは運動したくない、そんな時は、リンパの流れを意識したウォーキングが効果的。日々の少しの積み重ねで最大の効果を手に入れて、夏バテ、夏老けをブロックしましょう。


来月は、夏に最適な手作りドリンクの紹介です。



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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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