食と健康/旬・季節の食事の食べ方・レシピ

ビタミン、ミネラル豊富なおかひじき

おかひじきは、古くから食されてきた自生植物。江戸時代には野菜として栽培されるようになりました。歯触りよく、栄養豊富なおかひじきは、初夏が旬です。

南 恵子

執筆者:南 恵子

NR・サプリメントアドバイザー / 食と健康ガイド

ビタミン・ミネラル豊富でクセなく食べやすい

おかひじき

海草のひじきに似ている野菜「おかひじき」

おかひじきには、100g中にβ-カロテン量(3300μg)含まれ、含有量ではコマツナを上回っています。β-カロテンは体内に吸収されると必要に応じてビタミンAに変わります。またビタミンCは(21mg)、ビタミンK(310μg)、葉酸(93μg)なども含まれています。

ミネラルも豊富で、体内で余分な塩分を排出する働きがあるカリウム(680mg)や、骨や歯の形成に欠かせないカルシウム(150mg)、骨や歯の成長、神経の働きなどにも関わるマグネシウム(51mg)、貧血予防に役立つ鉄分(1.3mg)と、様々なミネラルが含まれています。

ビタミンKは、タンパク質を活性化して骨の形成を促す働きがあり、カルシウム、マグネシウムとともに、骨の健康維持に役立ちます。貧血予防に役立つ鉄分、葉酸も多く含まれるので、成長期の子どもや女性にはおすすめの野菜です。

ほうれんそうなどの独特のにおいが苦手という子どもも多いのですが、緑黄色野菜でもおかひじきは、歯触りがよく、クセがないので、食べやすいと思います。
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